武井壮、スポーツ界の暴力的指導に提言「これを良しって言う時代を終わりにしないといけない」

武井壮(22年1月撮影)

タレントの武井壮(49)が28日、フジテレビ系情報番組「めざまし8」(月~金午前8時)に生出演し、高校バレーの強豪、千葉・市立船橋高校男子バレー部の顧問が暴行の疑いで逮捕されたことについて、苦言を呈した。

武井は「こんなことがスポーツ界であるということは、皆さんもご存じだと思うし、時折全日本の合宿とかでもこういうシーンをテレビで流したりするじゃないですか? そんなことが諸悪の根源だと思ってて」と切り出した。「昔の厳しさで選手を指導するっていう、それで勝ってきたっていう指導者の方だと思うんですよ」と同顧問について推察し、「今の時代は正しいトレーニング方法、戦術いろんなものがネットでも見られる。動画でも見られる。選手たちがトップチームの映像を見られる。技術も理解できるっていうような状態で、そんな厳しさだけでは勝てなくなってくると。その勝てなくなってきてることに悩むという指導者の方、こういう世代の方で多いと思うんだけど、その生徒たちも自立心が高くなってきてるから、そこにより厳しくしなければならないっていう精神状態になってしまったんじゃないかな」と語った。

司会の谷原章介(50)は「厳しさの意味合いがちょっと違うと思ってて。暴力的な暴行するような厳しさではなく、選手と向き合えば、選手自身が自分と向き合わせるような厳しさっていうのはわからなくもないんですけど。暴力的な厳しさは良くないですよね」とコメント。これに対して武井は「よくないというか、あってはならない。この時代にスポーツを教えるくらいのことで、人に暴行を加えてなんていうことなんて許容されてたことが本来間違い」と強く否定した。

スケートボード界では、選手同士互いに高め合いながらトップにのぼりつめていることに触れ、暴力を交えた“古典的な”育成方法について「その時代に成果を出して、全国優勝したり、全国に出たり、自分のスポーツの道が良くなったっていう人がまだ僕らの世代にもまだたくさんいるから、それを良しとしてしまう。だけどもそうじゃないよねっていう。そんなのなくたって、世界一にも日本一にもなれる人がいる時代なんだから、変わっていかないとだめなんですよ。これを良しって言う時代を終わりにしないといけない」と強く提言した。