草なぎ剛が本格時代劇に主演、初時代劇撮る白石和彌監督が熱烈オファー「想いようやくかなった」

時代劇映画「碁盤斬り」に主演する草なぎ剛

草なぎ剛(48)が主演する時代劇映画「碁盤斬り」(24年公開、白石和彌監督)が製作されることが28日、分かった。

白石監督が時代劇に取り組むのは初めて。古典落語をベースにオリジナル脚本で描く本格時代劇だ。草なぎが時代劇映画に出演するのは09年「BALLAD 名もなき恋のうた」以来2本目。テレビ時代劇は21年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の徳川慶喜役以来になる。

「ミッドナイトスワン」で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草なぎと「孤狼の血」で第42回同賞の優秀監督賞を受賞した白石監督がタッグを組む。脚本は映画「日本沈没」で草なぎと、映画「凪待ち」で白石監督とそれぞれ組んだ加藤正人氏。

草なぎが演じるのは、浪人・柳田格之進。いわれのない嫌疑で藩を離れ、亡き妻の忘れ形見の娘とともに貧乏長屋で暮らす。落ちぶれても武士の誇りは捨てず、たしなむ囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々とした勝負を心がけている。あるきっかけで、隠されていた真実が明かされ、娘のために命を賭けたあだ討ちを誓う。疑心と陰謀渦巻く中、愛する者を守り誇り高く生きる武士の尊厳と、親子の情愛を描く物語だ。

草なぎは「いまだもって感じた事のない世界観で胸がとても熱くなりました。古き良き物に宿る、色あせることない魂を演じてみたいです」と作品にかける思いを力強く語った。さらに、白石監督には「慎吾ちゃんと仲良しなので、僕も、仲良くできそうです。監督は僕自身ファンでもあるので、ご一緒できて幸せです。目いっぱい楽しみます。また新しい世界を見に、フルスロットルで行きたいと思います」と話した。

白石監督も「私にとって初めての時代劇を草なぎ剛さんとともに作れることに興奮しています。ずっと時代劇を作りたかった。その想いがようやくかないます。加藤さんが書いてくれた実直な浪人柳田格之進が選択する未来に、少しだけ今の時代に必要なものが見えた気がしました。純度の高い映画の血が流れ続ける京都で、魂を静かに震わせながら作品に向き合います」とコメントした。

脚本の加藤氏は「囲碁を巡る人情話として根強い人気のある『柳田格之進』という落語を元にした物語だ。脚本は、監督とプロデューサーと話し合い、3年半にわたって改訂を重ねて練り上げた。草なぎさんとは『日本沈没』以来2度目の仕事となる。草なぎさんは、薄暗いセットの片隅で、1人熱心に台本を読み込んでいた。役に打ち込むストイックなたたずまいが神々しかった。今日まで、俳優として大きな賞を受賞し、めざましい活躍を続けているのも当然だ。その草なぎさんが柳田格之進を演じるということで、期待に胸が膨らんでいる。この脚本は私の代表作だ。必ずやいい作品になると信じている」と語った。

※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字体その下に刀

【関連記事】芸能ニュース一覧>>