トム・クルーズは「大好き」宮崎牛でアカデミー賞受賞祝えるか 公式パーティーに今年も用意

22年5月「トップガン マーヴェリック」ジャパンプレミアで笑顔を見せるトム・クルーズ

米ロサンゼルスで12日に開催される第95回アカデミー賞授賞式後に開かれる公式パーティー「ガバナーズ・ボール」のメニューに今年も宮崎牛が採用されることが決まり、8日にシェフのウルフギャング・パック氏(73)が日刊スポーツの取材に応じた。

アカデミー賞公式シェフの異名を持つパック氏が、ガバナーズ・ボールのシェフを務めるのは今年で29年連続となる。

宮崎牛は2018年からガバナーズ・ボールのメニューに採用されており、毎年ハリウッドのトップスターたちが授賞式後に舌鼓を打ってきたことで知られる。今年もポン酢を使ったソースでステーキを楽しんでもらう予定だという。

「宮崎牛は私の一番お気に入りの日本産牛肉です。世界中の私のレストランで提供しており、オスカーではスターたちが毎年楽しんでいます。(俳優)トム・クルーズは宮崎牛が大好きです。牛肉の風味が豊かなので、素材の味が楽しめます」とパック氏。前菜から肉やシーフード料理まで35種のメニューとデザートを用意してゲストをもてなすという。

「トップガン マーヴェリック」が作品賞など6部門にノミネートされているクルーズは、宮崎牛で受賞を祝うことになるかもしれない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)