7人組アイドルCANDY TUNEがデビューライブ開催 終盤に6・27初単独公演実施も発表

CANDYTUNEのお披露目ライブ後に集合写真を撮った、IDOLATER、FRUITSZIPPER、CANDYTUNEら

きゃりーぱみゅぱみゅらが所属する芸能事務所、アソビシステムが手がけるアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」の第3弾として結成された、7人組女性アイドルグループ、CANDY TUNEが14日、東京・渋谷のSpotify O-EASTで、お披露目ライブを行った。

先輩のIDOLATER、FRUITS ZIPPERとも共演し、単独パートで5曲を披露。終盤には6月27日にSpotify O-WESTで初単独ライブを行うこともサプライズ発表した。

単独ライブ開催はメンバーにも知らされておらず、村川緋杏(23)は「すごすぎて意味わかんないです。今日デビューライブだよね?」と驚き、宮野静(20)も「今から緊張しています」と口にした。

ステージでは7日リリースのアルバム「CANDY TUNE」収録の「hanamaru」「キス・ミー・パティシエ」「ナナイロプロローグ」「未完な青春」の4曲を披露。最後に表題曲でもある「hanamaru」のMVを初公開し、映像に合わせて再びパフォーマンスして会場を沸かせた。

メンバー選考ではオーディションは行わず、紹介やスカウトなどで集まった7人で結成した。元HKT48の村川らほとんどがアイドル経験者。「KAWAII LAB.」のグループは、事務所の所在地かつ多様なカルチャーの発信地でもある「原宿から世界へ」をコンセプトに活動しており、小川奈々子(23)は「原宿から盛り上げて世界に日本のアイドル文化の良さをそのまま持っていけるように。先輩方もすでに海外でライブを行ったりしているので、私たちも世界で活躍したい」と意気込んだ。

立花琴未(20)はCANDY TUNEの個性について「多幸感があるとか、テンションが高いと褒めていただくこと多い」と語り「そんな姿をそのまま見せていって、ファンの方とも幸せになれるグループになりたいなと思います」と力を込めた。

メンバーは昨年12月に顔合わせし、デビューへ向けたレッスンに励んできた。スリランカとフィリピン出身の両親を持つ南なつ(21)はアイドル初ステージで「緊張しすぎてみなさんの顔が見られてなくて」と振り返り「初めての景色は本当にきれいでした。みなさんの雰囲気も伝わってきて、生まれ変わっても戻ってきたいなと思いました」とあいさつした。

昨年4月にデビューした先輩グループのFRUITS ZIPPERは、セカンドシングル「わたしの一番かわいいところ」がTikTok再生回数6億回を超えるなどして話題になった。桐原美月(20)はデビューにあたってリリースしたCANDY TUNEの4曲について「バンドサウンドにこだわっていて、元気な曲や、かわいい曲、感動系など4曲全てが違う感じで、私たちのいろんな表情が見られると思います」と紹介した。

福山梨乃(25)も約1200人が詰めかけた満員の客席を見渡し「去年からたくさん準備してきました。満員のO-EASTで最高のスタートダッシュが切れて、今とても幸せです。この幸せをどんどん更新していきたいので、みなさんも一緒に幸せになりましょう!」と呼びかけた。

ライブはIDOLATERとFRUITS ZIPPERも含めた3組で行い、それぞれの単独パートのほか、最後は「わたしの一番かわいいところ」を3組総勢19人でパフォーマンスして盛り上げた。IDOLATERは4月22日にSpotify O-WESTでアニバーサリーライブ、FRUITS ZIPPERは同10日に白金高輪SELENE b2でファンクラブ限定ライブ、6月12日にはZepp Shinjukuで3組が出演するライブ「KAWAII LAB SESSION」を行うことも合わせて発表した。