【WBC】TBS系緊急再放送はタイムラグなし「映像と音声」侍メキシコ生中継ではズレ指摘

日本対メキシコ 逆転2点適時二塁打を放った村上(後方中央)は佐々木(同左)と山本からスポーツドリンクを浴びせられる。手前はヒーローインタビューを受ける大谷(撮影・菅敏)

<WBC:日本6-5メキシコ>◇準決勝◇20日(日本時間21日)◇米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク

侍ジャパンの決勝進出を受けTBS系で21日午後7時から急きょ放送された試合中継の再放送「WBC緊急特番準決勝 日本×メキシコ~世紀の大一番を再び!~」は、午前の生中継で指摘された「映像と実況」のズレが修正されたとみられる内容で放送された。

同局系の準決勝生中継では、試合の映像と放送席からの音声に微妙なタイムラグがあることを指摘する声が相次ぎ、SNS上で「映像と実況」「映像と音声」などのワードがトレンドに浮上。顕著だった侍ジャパン4回表の攻撃では、大谷が中直を放った際に映像で中堅手にキャッチされた後のタイミングで「大谷打った~、大谷の打球は」と打球を追う実況が入っていた。夜の再放送では打った瞬間にその実況が入るなど、タイムラグなく伝えられた。

TBSは侍ジャパンの決勝進出を受け、午後7時から予定されていたバラエティー番組「バナナサンド」2時間スペシャルの枠を変更して、メキシコとの準決勝を緊急放送。劇的な逆転勝利の上、春分の日で祝日ということもあり、朝の生中継を“見逃し”た層などにも対応したとみられる。特番はメキシコに3失点した4回表から放送された。