渡辺謙「あれだけのエキストラを」永野芽郁「いまだに大事な時に」思い出のワーナー作品振り返る

ワーナー映画創立100周年記念イベントに出席した渡辺謙(右)永野芽郁

創立100周年を迎えた米ワーナー映画の記念イベントが4日、都内で行われ、俳優渡辺謙(63)永野芽郁(23)が出席した。

渡辺はワーナー映画では「ラストサムライ」「バットマンビギンズ」「硫黄島からの手紙」「インセプション」など、永野は「仮面病棟」「地獄の花園」「そして、バトンは渡された」「母性」などに出演している。イベントでは同映画の100年の歴史を振り返った。

渡辺は「100年もやっていたんだとびっくりしている。ラストサムライは03年の作品で、そこから20年お世話になっています。5分の1の時間を参加できて喜びを感じています」。永野も「謙さんを前に緊張していますが、記念すべき場にお招きいただき光栄に思います」と語った。

渡辺は思い出の映画について「燃えよドラゴン」を挙げる。「中学生の時に、友だちと電車に30分乗って、見にいきました。高倉健さんの映画を見た後みたいに、みんなで、アチョーって、やってましたね。友だちのヌンチャクを借りて練習してました」。

思い出のワーナー作品としては、渡辺は「ベン・ハー」、永野は「最高の人生の見つけ方」をそれぞれ挙げた。

渡辺は「馬とか馬車のレースとかあって、どうやって撮影したのかって思うと、おそらく、かなりスタントの訓練もしてるんだと思うんですよ。そのプロセスを考えると、多少のけが人を覚悟してやっていたのかもしれません。あれだけのエキストラを使って、スクリーンを埋めていく作業っていうのを見たときに、先人たちの努力とか、ある種の執念みたいなものを感じる作品ですね」。

永野は「初めて見た時もすごく泣いたんですけど、どこかで生きることを諦めることが、みんなあるっていうと、私からしたらすごい軽い言葉になってしまいますが、その中で人生に喜びを見つけられるか、他者に喜びを与えられるかみたいなセリフがあって、誰か周りの人を喜ばせてあげることはできるのかって考えた時に、この仕事をしている自分にもすごく響くものがあって、いまだに大事な時に見ています」と語った。

さらに、渡辺は「硫黄島からの手紙」に出演した際、クリント・イーストウッド監督とのエピソードを語り、同作が35日間で撮影されたが、それでも、同監督にしては最も長かったことを明かした。

ワーナー映画は1923年(大12)4月4日にハリー、アルバート、サム、ジャックのワーナー4兄弟によって設立された。今年は創立100周年ということで、今夏「としまえん」跡地に開業予定の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京-メイキング・オブ・ハリー・ポッター」をはじめ、さまざまな取り組みを行っていくという。