大手芸能事務所ワタナベエンターテインメントが主催する「ワタナベお笑いNO・1決定戦2023」決勝が9日、東京・イイノホールで行われる。お笑いコンビAマッソ、お笑いトリオ、ゼンモンキー、お笑いトリオ、えびしゃがこのほど、取材に応じ、それぞれ思いを語った。
【えびしゃ編】
芸歴わずか9日で大舞台に挑む。ワタナベコメディスクール36期の養成所生として、決勝進出を決めた。
「こういう取材は初めてです」と口にした中村俊輔(24)は「去年学生の時にフリー枠で準決勝まで行って、準決勝で手広くスベって。袖で見ていて、今回はなんとか決勝まで行けてハッピーです」と笑顔を見せた。
大根勇樹(24)は「ぼくはやっぱり驚きですね。行くと思っていなかった。いや…行くとは思っていたか。どっちだろ…思っていました」と初々しい。目の前にいるゼンモンキーや決勝に進出しているGパンパンダ、ファイヤーサンダー、金の国はコントユニット「ナベンジャーズ」を結成しているが、自分たちもコント師ということで、「ベンジャーズがちょっとなんかワタナベのコントの顔みたいな感じじゃないですか。許せないというか、ちょっと倒したい。一網打尽にしたい」と堂々と宣戦布告した。
3人の中で唯一大学を卒業した佐伯瞭(23)は「ぼくは2人と違って、闘争心とかがあまりないので、まだファン気分というか。出てみてどうなるか、出たとこ勝負っていう感じですね。養成所内のライブでぼろくそに最下位とか取っていたので、(ワタナベコメディ)スクールを背負ってというか、そういう気持ちは少なからずあります」と力を込めた。すかさず中村が「WBCのときの大谷翔平みたいな。『日本にはもっとすごいやつがいる』ってトラウトが言っていたっていう話があったんですけど、そんな気持ちです」と補足。記者の理解が追いつかないでいると、中村は「日本には、おれよりすごい人たちがたくさんいるっていいたかったっていう。コメディースクールにもすごいやついるよって」と解説した。
意識する決勝出場者として、佐伯は「ちゃんぴおんずさん。ちゃんぴおんずさんが好きすぎて、リズムネタがめちゃめちゃ好きで、ちゃんぴおんずさんに目がないので。今回は、ちゃんぴおんずさんを超えられればいいです」。大根は「ゼンモンキーさん。優勝して、(22年大会で)1回(優勝)できていないじゃないですか。僕らがここで優勝して、最速で2連覇したい。優勝は確実として最速で2連覇をみています。これで完全に塗り替えられるので」と対抗心を燃やした。
中村は「ファイヤーサンダーさん。芸人になる前からライブとか見にいっていたので、勝ちたいっすね。お話ししたこともないので、初めて会うのが決勝の舞台。勝手に僕の物語だったら最終回みたいな。あいさつ代わりに勝ちたい」。
芸歴は浅いが、もちろん目指すは優勝だ。21年に芸歴2年目で優勝したゼンモンキーが「優勝したらネタ番組にいっぱい出られたけど、そこではまるかどうかが大事。おれらは失敗した感がある」と話していたことを念頭に、中村は「ゼンモンキーさんの話を聞いていて、同じミスを絶対にしない」と笑わせた。
ゼンモンキーへの対抗心を燃やしていた大根は「やっぱ優勝したら1年目になるので、同期とか、あとスクール生とか結構盛り上がるんじゃないかと思う。なんか来年からスクール生も(決勝に)1組は絶対いるよっていうくらい熱い大会にする。(スクールの)10月(入学)生を増やしたい」。
佐伯は「言おうとしたこと全部言われた…」といいつつ「スクール生からもいけるんだぞっていうところで、そこが盛り上がれば最高ですし、あと、個人的なことですけど、あんまり親にいいところを見せられていないので、ここが一個のステップとして、親に頑張っているんだよって言えればと思います」と親孝行な一面をのぞかせた。【佐藤成】
◆ワタナベお笑いNO・1決定戦2023 準決勝を突破したAマッソ、江戸マリー、えびしゃ、金の国、Gパンパンダ、ゼンモンキー、土佐兄弟、ファイヤーサンダー、豆鉄砲、四千頭身に加え、敗者復活戦を勝ち上がったちゃんぴおんず、こたけ正義感の2組を含む12組が決勝に進出。決勝では3ブロックにわかれて、各ブロックの1位同士が最終決戦で王者を決める。当日はハライチと3月末でテレビ東京を退社したフリーアナウンサーの森香澄が司会を務める。ふかわりょう、テレビ朝日の加地倫三氏、元フジテレビの小松純也氏、元テレビ東京の佐久間宣行氏、元日本テレビの橋本和明氏が審査員を担当し、Abemaで生配信される。