<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
先月26日付紙面「日曜日のヒロイン」に登場したTBS日比麻音子アナウンサー(29)。1月から同局系「Nスタ」(月~金曜午後3時49分)で金曜キャスターを務め、3月末からはメインキャスターに就任している。月・火曜をホラン千秋(34)と日比アナ、水・木曜を井上貴博アナウンサー(38)とホラン、金曜を井上アナと日比アナが担当するシフトを敷いている。
そんな日比アナが井上アナ、ホランについて明かしたエピソードを紹介したい。
大学の先輩でもあるホランとは言葉を交わさずとも共感する部分があったという。「私の思い過ぎかもしれないんですけど、ホランさんとはあんまり言葉にせずとも『いける』って思いました。なんかどうしてもやっぱり『(キャスター陣が)何で男女(ペア)なんだろう』ってずっと思ってたんですね。バラエティーをやっているので、大事な役割っていうのは分かってはいるんですけど、テレビって女性アナウンサーがアシスタントなのは、なんでなんだろうってずっと思っていた。テレビの環境におけるジェンダーのある種の原因がわからない固定された概念があまりにやっぱり多いなっていうのは、まだまだ7年しかやってないですけど、感じ始めていた中で、そういうチャレンジをさせてもらえるっていう機会がすごくうれしかったです。ホランさんが第一声で、『こうやってNスタで女性2人がメインでってやるのはたぶん初めてですよね』っていうのを本番で言ってくださって、それがやっぱりホランさんともそこの意識がシンクロした瞬間だったので、ちょっと震えるぐらいうれしかったですね」。
会社の先輩の井上アナとは、“同志”のような感覚があるという。
「私が朝(番組に)出ていたのでなかなかお会いできてなかったんですけど、夕方(Nスタ)に入らせてもらってから、だいたい私たちはそれぞれ反省をしているんですよ。たぶん(放送)終わった後、オンエアチェックをそれぞれしていて、アナウンス部で夜8時とかにばったり会っちゃったりして、『あそこで何か○○でさあ』みたいな感じで語っていたんですよ。2人で誰もいない真っ暗のセンターで(笑い)。『あのアナウンサーこうだよね』とか、『最近の報道ってこうだよね』とか、すごい語っていて、それをセンター長がたまたま聞いてて、ちょっとびっくりするぐらい。2人でも飲みに行ったりもします」
さらに「井上さんのすごいところはその距離感っていうか、後輩たちにある種の威厳で圧をかけてこない。カジュアルなんだけど、見せない部分もあって、一緒に歩んでくれる先輩なので、井上さんと初めて(並んでMCの)椅子に座った時も、うちの母から『安心しすぎ。ツッコミはほどほどにしなさい』って怒られました(笑い)。それぐらいなんか公私ともに頼りにさせる勝手に頼りにさせてもらってるお兄ちゃんっていう感じです」。
ただ“お姉さん”と“お兄さん”に頼るだけでは終わらない。「リーダー井上さんもいるし、ホランさんも『私についてこい』っていうオーラを出してくださってるので、私はもうそこの大きな波にもっと波を大きくするために、もっと勢いをつけるために自然に入っていこうっていうプランです」。責任感の強い強力な“末っ子”が「Nスタ」を盛り上げる。【佐藤成】