宮川大助・花子が4年ぶりに漫才を披露 5月1日に大阪市内で、花子「早くやらんとお迎えが」

「お迎えが来る前に漫才をやっておきたい」とジョークまじりに語る宮川大助・花子

夫婦漫才コンビの宮川大助(73)花子(68)がそろって10日、大阪市内で会見を行い、5月1日に4年ぶりに漫才を披露することを発表した。イベント名は「宮川大助・花子の『お待たせ!』」で、会場は大阪・千日前のYESシアター。漫才は2019年6月、名古屋・大須演芸場以来となる。

「口は元気なんです。早くやらんとお迎えが来てしまうから、今回漫才をさせてもらうことになりました」と花子は全盛時と変わらぬ口調で語った。復活ステージでは、車イスに乗ったまま漫才やトークを披露する予定。「自分の足で立てるのが先か、舞台で漫才するのが先か? 東京パラリンピックを見て、私はパラ芸人で行こうと決めたんです」と笑顔も。毎日20錠もの薬を飲み、ステロイドや点滴治療も継続中。以前と比べ、体重で15キロ減、身長も6センチ小さくなったという。それでも「髪の毛や体毛が抜けて、エステに行く必要がなくなった」と笑いとばした。

「嫁が苦しむ姿を見るのが一番つらい。自分の命をあげたいが、それも不可能。声援を送るしかない」と大助も全面バックアップする。大助は花子の介護のため、入浴やトイレの手助けもする。「夫婦一緒に風呂に入って、互いの体にどこか異変はないか、確かめ合うようにしています。夫婦を感じる一瞬でもあります」と介護男子として奮闘する。

花子は体こそまだ不自由だが、意欲は十分。「生きるって、しんどい。でも、やりたいこともあります。旅番組のロケに行って、病気や車イスの仲間に『あ、ここなら私らでも行けそうや』と感じてもらいたい。それに上方漫才大賞も欲しい。昭和、平成で大賞をいただいているので令和でも狙います」と意気軒昂だった。

花子は19年1月に多発性骨髄腫と診断され、20年4月に退院。在宅でリハビリ生活に入った。

21年12月19日、地元の奈良県生駒市で大助とともにトークイベントに参加。22年2月に闘病記を出版した後、同4月に花子は車イスで約40分講演を行うなど、復調の兆しを見せていたが、10月には体調を崩し、一時は呼吸困難から心肺停止の危機に陥り、10日間入院した。

それでも12月には生駒市のイベントに出演し、今年2月3日には大阪成田山不動尊で節分の豆まきに参加。短時間ながら立ち上がって豆をまき、元気な姿を見せた。このとき花子は、今年に目標について「復活!」と宣言していた。

5月1日のイベントには、テンダラー、インディアンス、さや香、ラニーノーズ、天才ピアニストらがゲスト出演する。