加山雄三が、86歳の誕生日を迎えた11日、東京・銀座の加山雄三ギャラリーで、文化放送の番組「くにまる食堂」(17日午前11時)のスペシャル公開収録を行った。
席上で、22年末のNHK紅白歌合戦をもってライブ活動を引退したが「歌わねぇよって言ってるけど、まだ歌うチャンスはある。歌うつもりでいるけれど…どこかは言わないよ」と今後、人前で歌う可能性があると、唐突に発言した。
加山は、パーソナリティーの野村邦丸(66)から、ライブ活動を引退した22年の1年について聞かれると「いろいろなことを、やらなきゃいけない。今でも何だかんだ、忙しいよ、絵を描いたり…いつになったら、暇になるんだろう。やることがあるのは、ものすごく幸せ。感謝して、やるのがいいね」と近況を語った。その流れで話し始めた。
「いわゆる、自分で歌ったりはしないけどね、作曲したり、録音したりしたのを聞いたり、仕分けしたりはやっているし。これで終わりだとは思わないからね。最後だと言っているけどさ…音楽のことは、ずっと影響を持ったまま、今も携わっている。結局、人前で歌うのは、すっかり(辞めた)だけど、まだチャンスはあるんだ。黙って、歌おうかと思っているんだよ。歌わねぇよって言ってるけど、まだ歌うチャンスはある。歌うつもりでいるけれど…どこかは言わないよ」
野村から「(人前での歌唱を)やりそうだなぁ~」と突っ込まれると、加山は意味深に笑った。この日、会場には抽選で選ばれた15組30人のコアな加山雄三ファンが集結したが、加山の“爆弾発言”に、大ホールばりの歓声と拍手が起きた。
加山は、紅白歌合戦での裏エピソードも披露。「本番で足が見えなくなるくらい、スモークたくんだよ。滑るから怖いなと思ったら、足がよろけた。何とか、無事、歌い終えて、良かった…と、ホッとした」と振り返った。
観客の中には、慶応義塾高時代の同級生の男性もいた。公開収録前に、観客に加山をどう呼ぶか? と質問が出た際、男性は加山が当時、大きな弁当を食べていたので「ドカベン」というニックネームだったと明かした。