5月6日に行われる英王室のチャールズ国王の戴冠式への出席を発表したヘンリー王子(38)が、王室メンバーから冷ややかに迎えられる可能性が指摘されている。英デイリー・メール紙が関係者の話として報じたもので、兄ウィリアム皇太子夫妻をはじめとする家族は、王子と話すつもりはないという。
王子が家族と再会するのは昨年9月に死去したエリザベス女王の葬儀以来となるが、昨年末に公開されたドキュメンタリーと今年1月に出版した回顧録で家族を攻撃した王子が歓迎されることはなく、冷遇は避けられないと伝えている。王子と親しい関係にあるいとこのベアトリス王女とユージェニー王女は別として、他の家族は王子と話したがらないだろうと王室関係者は話し、「最低限のあいさつ」にとどめる可能性が高いという。
王子は単身での出席となり、妻メーガン妃(41)と2人の子どもたちは自宅のある米カリフォルニア州にとどまる。欠席理由は明らかにされていないが、戴冠式当日は長男アーチー君の4歳の誕生日であることから誕生日を祝うためだとみられている。王子の支持者によると、王子は戴冠式は父にとって生涯最大の日であることを理解しており、確執があっても出席するのは正しいことだと感じているという。
英デイリー・エクスプレス紙によると、王子と皇太子夫妻の席は離れており、王子の座席は高位の王室メンバーの数列後ろになり、カメラの画面に一緒に映ることがないよう配慮されているという。王子はバッキンガム宮殿のバルコニーに家族と共に登場することもないとされており、滞在中に家族との間に生まれた溝を埋める機会は訪れない可能性が高い。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)