中村倫也、テレビ朝系ドラマ「ハヤブサ消防団」主演決定 8年ぶり池井戸作品の出演に「感動的」

7月期テレビ朝日系ドラマ「ハヤブサ消防団」に主演する中村倫也(C)文藝春秋

中村倫也(36)が、7月期のテレビ朝日系連続ドラマ「ハヤブサ消防団」(木曜午後9時)に主演することが17日、分かった。3月末に日本テレビ水卜麻美アナウンサー(36)との結婚を発表後、初の連ドラ主演作。池井戸潤氏による異色のミステリーで、新婚の“カメレオン俳優”が新たな顔を見せる。

池井戸氏の最新同名小説が原作。中村は山間の「ハヤブサ地区」に移住したスランプ気味の作家・三馬太郎を演じる。地元の消防団に加入後、連続放火騒動や住民の不審死など怪事件に巻き込まれていく。同氏のベストセラー「半沢直樹」「陸王」などの企業小説とはひと味違った、ホラーテイスト漂うミステリーとなる。

中村にとって15年のTBS系ドラマ「下町ロケット」に出演以来、8年ぶりの池井戸作品となる。当時、直筆メッセージ入りの原作本を受け取り「すごく特別な思い出だったんですね。あれから何年か経て、またこうしてご一緒できることはすごく感動的」としみじみ。同氏の作品の魅力については「没入感があります。人物の描き方と巧みな配置で感情移入がスムーズにできますし、物語の構成もスリリングで心地よい起伏があります」と話す。視聴者に向けては「楽しんでいただける作品になると思います。三馬と一緒に考察して、謎を追いかけてください!」と呼びかけた。

池井戸氏もコメントを寄せ「中村さんの三馬太郎、いまから楽しみです!」と期待した。