吉本興業が“子どもたちの放課後”を充実させようと立ち上げた「よしもと放課後クラブ」。5月5、6日に、大阪万博記念公園でイベントを行う。昼の「みんなであそぼう! スマイルパーク」、夜の「みんなの花火大会2023GW」と2部構成。開催にあたり、大阪の“パパ芸人”による“なにわパパの会”を発足させ、イベントに出演する。“パパ芸人”を代表して「スーパーマラドーナ」「ミルクボーイ駒場」「スマイル」の3組に子供、家族との向き合い方や失敗談を聞いた。【取材・構成=阪口孝志】
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「ミルクボーイ」の駒場孝(37)は2018年3月に一般女性と結婚。22年3月に第1子となる男子の誕生を発表した。「つかまり立ちして伝い歩きしてますね。めちゃくちゃかわいいです」といい、1歳になった息子に目尻を下げる。
ボディービル大会で優勝するなど、ストイックな性格の駒場は「子育ても徹底的にしたい」。とはいえ「M-1グランプリ2019」王者となり、売れっ子芸人の仲間入り。コロナ禍になってもほぼ休みなしの日々が続いた。
日々成長する子供とともに過ごす時間を得られないことにストレスも感じた。「22年までほぼ休みなしでした。体の疲れは大丈夫なんですけど、家に帰って奥さんが育児でくたくたになってるのを見て、『何のために仕事してるんやろ?』って気持ちがしんどかった。精神的に嫌になって、仕事も全くおもろなかったです。周りにもいらだってたと思います」。
そこで相方の内海崇とマネジャーに相談。家族のため、そして自身の心のために仕事を整理しオフを作った。また、仕事の合間に少しでも時間があれば帰宅し、子供に離乳食をあげたり、風呂に入れたりとイクメンぶりを発揮している。
駒場の家族観は自身が両親から受けた影響も大きい。「おかんが言うには…」の漫才でおなじみだが、「おとんは真面目ですけど、誕生日はもちろんクリスマスとか家族イベントを大事にしてくれた。家族旅行にもたくさん連れて行ってくれた。そういうのが体に染みついてると思う。なので、僕も出来ることはやらしてあげたい。おかんはマメで明るい人で、僕は反抗期も特になかった。奥さんも似たタイプの人なので、息子とそんな感じになってくれたらうれしいですね」。
父親になったことで「前は親戚の子が寄ってきても、『わ~』とか言うのが苦手やったんですけど今は全然。よその子でも言えるようになりました」と他人の子供に対する反応も変わった。「奥さんと将来、子供の一時預かり所やりたいなって言ってるんです。僕らも今助かってて」という。
そんな駒場に、息子が芸人になりたいと言えばどうするか聞いた。「芸人をやりたいならやったらいい。でも、お父さんと漫才したいは恥ずかしいですね。それはやめようって言うと思います」と照れた。
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◆駒場孝(こまば・たかし)1986年(昭61)2月5日、大阪市生まれ。大阪芸大の落語研究会で内海崇と知り合い、07年7月に「ミルクボーイ」結成。趣味はボディービル。血液型B。
◆よしもと放課後クラブin万博記念公園 5月5、6日の2日間、大阪・万博記念公園で開催。昼は「みんなであそぼう!スマイルパーク」、夜は「みんなの花火大会2023GW」の2部構成。 昼の部では漫才や吉本新喜劇、K-POPダンスの体験や、ABCテレビ「やすとものいたって真剣です」などテレビの人気番組企画も。また、漫才体験可能な「あなたも漫才師!?親子漫才 写真撮影会」など企画イベントも多数ある。