シュワルツェネッガー 道路の大きな穴を修復する動画を投稿も物議、工事のための穴だった

アーノルド・シュワルツェネッガー(2002年3月撮影)

元カリフォルニア州知事で俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー(75)が、米ロサンゼルスの自宅近くの道路にできた大きな穴を自ら修復する動画をSNSに投稿したものの、地元ガス会社による工事のための穴だったことが報じられたことから、物議を醸している。

シュワルツェネッガーは動画で、地元当局に対応を要請したものの3週間たっても何の音沙汰もなかったことから自ら穴をアスファルトで埋めることにしたと述べている。スタッフとともに手際よく作業する様子が映っており、車で通りかかった住民からお礼を述べられるシーンもある。

「何週間も放置された穴のせいで車や自転車がダメになり、近隣の人たちが困っていた。文句を言うのではなく、何とかしようと私は常に言ってきた。これがそうだ」とのキャプションも添えられている。ロサンゼルスでは今冬の暴風雨などの影響で市内の道路に2万個近い穴やくぼみができており、車のタイヤを破損させるなどの危険性があり、問題となっている。

地元メディアによると、シュワルツェネッガーがふさいだ穴は地元のガス会社が許可を得て工事のために作った溝で、工事は5月末までに完了する見込みで穴も補修される予定だったという。また、安全性の問題などからロサンゼルス郡の条例では許可なく歩道や縁石、舗装道路などを修復することも認められていないという。

ロサンゼルス港の倉庫の屋根に太陽光パネルを設置する祝賀イベントに出席したシュワルツェネッガーは、「危険な穴を修復する手伝いができて、とてもうれしい」と述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)