米映画「ゴッドファーザー」シリーズなどで知られる米俳優アル・パチーノ(82)が、米SF映画「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロ役を断っていたことを明かした。
ニューヨークで行われた講演会に登壇したパチーノは、「私は『スター・ウォーズ』を断りました。(ハン・ソロ役の)候補になった時、私はまだ新人でした。有名になったばかりの時に何が起こるのか分かりますよね。“アルに役を与えろ”という感じで、エリザベス女王の役でさえ与えられるでしょう。『スター・ウォーズ』と題された脚本を渡されて、高額の出演料をオファーされました。でも、私はそれがよく理解できませんでした。脚本を読みましたが。だから私にはできないと言いました。私はハリソン・フォードにキャリアを与えたんです」と語った。
「スター・ウォーズ」シリーズ第1作が公開されたのは1977年で、パチーノはその時すでに「ゴッドファーザー」(72年)「セルピコ」(73年)「ゴッドファーザーPART2」(74年)「狼たちの午後」(75年)の4作品でアカデミー賞にノミネートされており、ソロ役をオファーされていても驚くことはない。
しかし、興味がなく断ったことが、結果的に駆け出しだったフォードが大スターの仲間入りをする手助けとなったようだ。オーディションでソロ役をつかんだフォードは同シリーズの大ヒットで一躍人気スターとなり、その後は「インディ・ジョーンズ」シリーズなど数々のヒット作に出演している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)