勝地涼の座長公演が2日開幕、泉鏡花の戯曲夜叉ケ池「妖怪パートが楽しいです」

舞台「夜叉ケ池」の取材会に出席した(左から)那須凛、瀧内公美、勝地涼、入野自由、森新太郎氏

俳優勝地涼(36)が1日、東京・渋谷のPARCO劇場で、主演舞台「夜叉ケ池」(2日初日、同所)取材会に出席した。

泉鏡花の戯曲で、放浪の旅人と村娘、夜叉ケ池の竜神姫と竜神という、2つの恋物語を中心に、人間と妖怪らをユーモラスに描いた作品。主人公の萩原晃を演じる勝地は泉鏡花作品について「言葉が難しいので、覚えて言うのはできても、それをどう伝えるのかを、けいこで、つかむまでが大変でした。自分の中のイメージに対して(演出家の)森(新太郎)さんから、もっとイメージを大きくしろと言われて。自分の中で小さく作ったものを、森さんがもっとワーッと感動を伝えてくれたのでよかったです」。

萩原の妻百合を演じる瀧内公美(33)も「言い慣れない言葉が多く、自分の言葉にするのが難しかったです。でも、森さんは私の中に落とし込むまでやり続けてくださった。高度な言葉遊びのやりとりも、森さんが伝授してくださった」と話した。

舞台の見どころについて勝地は「妖怪たちのパートがとても楽しいです。ニヤニヤしてみています。みんなイキイキして。すごいきつい稽古だったと思いますが、細かい動きとかにも興奮しています」と語った。座長公演だけに、妖怪パートに出演する役者たちと舞台上での絡み以上に、フレンドリーに接しているという。勝地は「煙たがられているかもしれませんが、用もないのに、からみに行ってます」。

取材会にはほか、入野自由、那須凛、演出家の森新太郎氏が出席。