尾上菊五郎の孫、女優寺島しのぶの長男尾上眞秀(10)が2日、東京・歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」で初舞台を踏んだ。
眞秀は昼の部「音菊眞秀若武者(おとにきくまことのわかむしゃ)」で、立役と女形、2つの役柄を演じ、立ち回りや堂々とした見えも見せた。「音羽屋!」「眞秀!」「眞秀くん大当たり!」などたくさんの掛け声を浴び、大きな拍手を受けた。
寺島や父でフランス人のアートディレクター、ローラン・グナシアさんらも客席で見守った。
眞秀は初舞台の会見をフランス大使公邸で行い、祝幕の制作はシャネルがサポート。関係者も多く来場し、華やかな初舞台となった。27日まで。
◆團菊祭(だんきくさい) 明治期に活躍した名優2人、9代目市川團十郎と5代目尾上菊五郎をたたえて行われる歌舞伎座の吉例行事。1936年(昭11)の4~5月に行われたのが始まりで、成田屋、音羽屋にゆかりのある演目や祝祭感にあふれた演目が並ぶ。昼の部「若き日の信長」は、13年に亡くなった12代目團十郎さんの十年祭と銘打って上演される。