<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
多国籍5人組ガールズグループ、LE SSERAFIM(ル セラフィム)が1日、初のスタジオアルバム「UNFORGIVEN(アンフォーギブン)」のショーケースを開催した。
ショーケースの翌日、5月2日でデビュー1周年を迎えたが、世界的な活躍をみると「まだ1周年なのか」と驚かされる。今回のアルバムでは多様な魅力を表現。発売初日に100万枚以上を売り上げ、キャリアハイを更新。販売枚数だけでなく、メンバーの楽曲製作への参加や、パフォーマンスの面でも確実に成長している。
1周年を迎え、リーダーのKIM CHAEWONは「デビューして1年になることが、実感がわいてこないですね。1年間でたくさんのステージに上がって、たくさんお愛をいただきました。その分責任感をもってもっと頑張りたいです」と話した。
日本でデビュー経験もあるSAKURAは「1年前に『FEARLESS』でデビューしたときは、ものすごく緊張していました。たくさんのプレッシャーを受けていました。今はもう少しステージを楽しめるようになったと思うし、もう少し余裕をもってステージをお届けできたとら思います。個人的には、パフォーマンス的にも韓国語の実力も、もっと成長した姿をお見せしたいと思います」と意気込んだ。
昨年は韓国で年末の授賞式、そして日本でも大みそかの「NHK紅白歌合戦」に初出場、今年1月には日本デビューも果たした。日本、韓国を飛び回る中でアルバムの準備を進め、レコーディングは日本で行ったという。KIM CHAEWONは「本当に忙しかったです。それでもファンのみなさんが私たちのステージを気に入ってくださって、今回のカムバックを準備する事が楽しみでワクワクしました」と話した。
今回のアルバムには新曲7曲を含めた13曲が収録された。メンバー全員で作詞した初のファンソングも収録された。これまでに自作曲を多く配信しているHUH YUNJINは、同曲のプロデュースにも参加した。「メンバー全員が作詞に参加しました。ファンの皆さんのことを考えながら話したいことを歌詞に書いて、ファンの皆さんにプレゼントする最初のファンソングという点で愛情のこもった曲です。初めてプロデュースを担当した曲でもあるので、個人的にも大切な曲です」と明かした。
タイトル曲は「UNFORGIVEN(feat. Nile Rodgers)」で、ヒップホップとパンクのリズムが調和した楽曲。「世の中のルールから離れたLE SSERAFIMだけの道を歩む」というクールな姿勢が込められている。フリースタイルが求められるパートもあったといい、各個人の長所が見られるのも特徴だ。
同曲では、HONG EUNCHAE、KAZUHAのボーカル面での貢献度も高い。KAZUHAは「デビューした時は目の前にあることをやらなければならないという思いが強かったのですが、今は新しい姿をお見せしたいという欲望が持てるようになりました」。HONG EUNCHAEは「(メイン)ボーカルのパートだと思った部分が私のパートになって、一人でたくさん練習しました」と、努力を明かした。
最年長のSAKURAも負けていない。同曲で初めてラップを担当し「かっこいいお姉さんみたいな雰囲気を出すために本当に頑張りました。新しいチャレンジにも注目していただきたいです」と呼びかけた。KIM CHAEWONは「成績というのは私たちがやった分だけついてくるので、頑張ろうという覚悟が一番重要」と話した。その言葉通り、初日でミリオンを突破して見せた。これは前作の「ANTIFRAGILE」の2倍以上の記録だ。そして、2作連続でミリオンセラーとなった。
今後は、4日の音楽番組への出演を皮切りにカムバック期間となる。IVE、aespa、(G)I-DLEなど、強敵もほぼ同じタイミングでのカムバックとなり、音楽番組の1位は熾烈(しれつ)な争いになる事が予想される。果たしてどうなるのか、注目したい。【佐藤勝亮】