日本舞踊吾妻流の宗家吾妻徳穂と、長男で家元吾妻徳陽が9日、都内で「アヅマカブキ2023」(28日、東京・国立劇場大劇場)の会見を行った。
歌舞伎俳優中村壱太郎としても活躍する徳陽が、全体の構成、演出を担うとし「日本文化としてやれることは、垣根なくやる時代」と意気込みを語った。
舞踊演目を並べるというより、前後のつながりを大事にテンポよく見せていく。徳穂は「退屈させないように見せていきます。吾妻流だけでなく、この形で海外に回れるように進展していったらすてきなことですし、希望しています」と話した。
吾妻流再興90周年記念公演で、徳穂の祖母である初代徳穂の二十七回忌追善となる。初代は50年代に「アヅマカブキ」と名付けた日本舞踊公演をニューヨークやパリで行った。
徳陽は「アヅマカブキを復活させることは目標でした。2024年以降もどこかでできれば」と語った。