歌手中澤卓也(27)が13日、静岡・富士スピードウェイで開催された4輪自動車レース「FCR VITAシリーズ全4戦」の開幕戦に参戦し、13位の成績を収めた。
小3から高1までプロのレーサーを目指してカートレースに打ち込んだが、資金難などから断念。失意の中で出会ったのが歌だった。NHKのど自慢大会でグランドチャンピオンとなり、17年1月に「青いダイヤモンド」で歌手デビューした。
順調な歌手活動の一方で10代の夢を諦めきれず、歌手として7年目を迎えた今年に歌手とレーサーの二刀流に本格挑戦。“シンガーソングドライバー”としてのデビュー戦となる先月2日の「富士86BRZチャレンジカップ」では見事優勝をはたした。
この日は「練習でも1度しか走った経験がない」という不慣れな雨の中のレース。結果は31台中、予選が12位で決勝が13位だった。レース後には「決勝では後ろからの追突でスピンしてしまい、途中25番手あたりまでポジションを落としてしまいました。レース後半にかけて、ポジションをスタートポジションあたりまで挽回はできたのですが、シングルポジションでのチェッカーを目標にしていたので、そういう意味では悔しさの残るレースとなりました」と振り返った。そして「難しいコンディションの中でしたが、無事に完走出来たことは良かった」と笑顔を見せて、「ここまで雨量の多い中でのレースを経験出来たことも、今後のレース経験という部分でもかなりプラスになったと思います。この悔しさと経験を糧に、次戦のレースも頑張りたい」と前を向いた。第2戦は7月22日に同所で開催。「次は表彰台を狙います」と力強く宣言した。
二刀流のもう1つ、歌手としては5月30日の大阪・メルパルクホール大阪を皮切りに全国ツアーが待っている。バンド形式で行う6公演、演歌・歌謡曲編成での6公演、弾き語りでの5公演と3パターンのバラエティーに富んだ“卓也ワールド”全17公演をファンに届けるつもりだ。