宮本信子(71)が16日、東京国際フォーラムで行われた日本映画批評家大賞授賞式でダイヤモンド大賞(淀川長治賞)を受賞した。受賞対象作「メタモルフォーゼの縁側」(狩山俊輔監督)が作品賞も受賞し、2冠に輝いた。「作品賞をいただけたのが、本当にうれしい!!」と、弾けるような笑みを浮かべた。
「メタモルフォーゼの縁側」は、ボーイズ・ラブによって繋がった17歳の女子高生と75歳の老婦人、年の差58歳の友情と挑戦を描いた。宮本は「女優には、いろいろが年代があって、ピッタリの役が来ることは、そうそうない。この年齢で参加させてもらって、本当に幸せな女優」と感謝した。
ダブル主演の芦田愛菜(18)とは、11年の映画「阪急電車 片道15分の奇跡」以来の共演となった。宮本は「芦田愛菜さんとは『阪急電車』で一緒でした。こんな小さく、手を引いて阪急電車に乗ったんです。10年たったら、立派な高校生の娘さんになって…時の流れを感じた。楽しかった」と振り返った。
受賞したダイヤモンド大賞にも、縁を感じている。「デビューしたてのころ、ある新聞社の記者さんに『将来、どのような女優になりたいか』と聞かれて『小さいけれど本物の、ダイヤモンドのような女優になりたい』と言った。本当に、そのことを思い出し、しみじみとした思いをしております」と感慨深げに語った。