川口春奈が池井戸潤氏原作のテレ朝系ドラマ「ハヤブサ消防団」で中村倫也と13年ぶり共演

7月期テレビ朝日系ドラマ「ハヤブサ消防団」に出演する川口春奈。右は主演の中村倫也

川口春奈(28)が7月期テレビ朝日系ドラマ「ハヤブサ消防団」(木曜午後9時)に出演し、主演中村倫也(36)と13年ぶりに共演することが25日、分かった。謎多き美貌の映像ディレクターとして登場する。

山間の集落「ハヤブサ地区」に移住したスランプ気味の作家・三馬太郎(中村)が、消防団加入を機に連続放火や怪事件に巻き込まれていくミステリー。川口は、東京から同地区に移り住む映像ディレクターの立木彩を演じる。洗練された美しさで太郎にとって気になる存在となるが、集落の闇につながる過去を抱えた“疑惑のヒロイン”だ。

原作は池井戸潤氏。川口は「池井戸先生の作品に初めて出演させていただくことになり、とてもうれしく思っています」と意気込む。自然豊かな長崎・五島市出身で「田舎特有の人付き合いや事件が起きた時のハラハラ感が濃く描かれていて、『こういうこと、あるある!』と感じますし、穏やかな田園風景の中で奇妙な事件が起きた時の“違和感”にはゾクッとさせられます」と共感する。

中村とは10年放送のTBS系ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」以来の共演となり、「つかめそうでつかめないミステリアスな魅力を持つ素晴らしい役者さんだと思いますので、今回がっつりお芝居させていただくのが、とても楽しみです」と共演を心待ちにする。そして「田舎町で生まれ育った私にとって、自然あふれる山里はホッとひと息つける世界。緑豊かな場所での撮影に今、すごくワクワクしています!中村さんと一緒に、楽しみながらいい作品を作っていけたら」と話した。

中村もコメントを寄せ、川口について「いまや押しも押されもせぬ女優さんとして多方面で大活躍されているので、今回、久々にご一緒できるのを楽しみにしています」。また「川口さんには人に対して構えたりしない印象があり、僕自身もラフなタイプの人間なので、いい意味でムダな緊張感のない楽しい現場になったらいいな」と語った。