北川景子が声優で20年ぶり「セーラームーン」カムバック「震えるくらい驚き」劇場版アニメ映画

劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」の舞台あいさつで、左から水樹奈々、林原めぐみ、三石琴乃、北川景子、井上麻里奈(撮影・狩俣裕三)

北川景子(36)が、アニメ映画「劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos」(高橋知也監督)後編で、セーラーコスモスの声優を務めることが14日、分かった。同日、東京・丸の内TOEIで行われた、後編完成披露舞台あいさつイベントに北川が登壇し、発表された。

北川は、2003年(平15)にTBS系で実写化されたドラマ「美少女戦士セーラームーン」のセーラーマーズこと火野レイ役で女優デビューしており、声優に形を変えて、デビュー20周年に20年ぶりの「セーラームーンシリーズ」へのカムバックとなる。自身のSNSで、共演陣との同窓会の写真をアップするなど、思い入れも深く「幼少期に夢中になって楽しみ、影響を受けた『美少女戦士セーラームーン』。しかも私自身のデビュー作品が2003年のテレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』の火野レイ/セーラーマーズ役なので、私には思い入れが強く、本当に特別な作品です。今回のお話しをいただいたときは、震えるくらいびっくりしましたし、とてもうれしかったです」と喜んだ。

北川が「劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos」後編で演じるセーラーコスモスは、セーラームーンの、未来の究極の姿だ。「セーラームーンの未来の究極の姿であるセーラーコスモスは、これまでの戦いの中で、つらい思いをしながらも、それを乗り越えてきた強さと人間らしいもろさが共存しているキャラクター。神々しい見た目ではありますが、声から深さやあたたかさがだせればと思って演じさせていただきました」と、役どころとアフレコについて語った。

作品については「『劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos』には、壁にぶつかった時の立ち上がり方、落ち込んでしまったときの前の向き方、自分がどんな未来に進んでいけばいいのか分からない人の不安を少しでも軽くするようなメッセージが詰まっています。こういう時代だからこそ見ていただいたら絶対に感じていただけることがあると思います。ぜひ劇場でご覧ください」と、その作品性を絶賛した。

◆「美少女戦士セーラームーン」 91年から97年まで少女漫画誌「なかよし」(講談社)で連載された漫画家・武内直子氏の漫画。かわいらしくポップなビジュアルと、セーラームーンこと月野うさぎら運命に導かれた女の子たちが、華麗に変身して戦う愛と正義の物語が、連載開始当初から圧倒的な人気を獲得。単行本の世界累計発行部数は4600万部(紙、電子合計)にのぼり、当時の女の子たちを夢中にさせ、社会現象を巻き起こした。漫画を原作に、1992年(平4)にテレビ朝日系でアニメの放送もスタートし、97年に放送が終了した後も、40か国以上の国で放送。12年にはファンの声に押されるようにプロジェクトが再始動し、14年からは、新シリーズとしてアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」がスタート。21年には25年ぶりとなる劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」が公開された。

◆「劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos」 「美少女戦士セーラームーン」が22年に連載開始30周年を迎え、製作された。シリーズ最終章のシャドウ・ギャラクティカ編が描かれ、新たなる敵シャドウ・ギャラクティカが出現し、次々と仲間が狙われ、セーラームーンたちは再び戦いに身を投じていく。最強の敵を前に、孤独に打ちのめられそうになりながらも、顔を上げて前に進んでいき、何のために戦うのか、自らに課せられた使命と葛藤しながらも立ち向かっていく。強く美しいセーラー戦士たちの最後の物語となる。三石琴乃がエターナルセーラームーンこと月野うさぎ、林原めぐみがセーラーギャラクシアを演じた。