俳優永山絢斗(けんと)容疑者(34)が16日、大麻取締法違反(所持)の疑いで、2度にわたって逮捕された。逮捕容疑は4月と今月15日夜に自宅で、それぞれ乾燥大麻を所持した疑い。15日の所持容疑については認めているが、4月の所持については否認しているという。警視庁は今後、入手経路などを詳しく調べる。出演が決まっていた来年のNHK大河ドラマは降板が決定。公開を目前に控える映画もあり、各方面への影響は免れない。
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元警視庁刑事の吉川祐二氏が、今後の捜査の見通しについて解説した。「大麻の量や状態をまず確認する。10グラムずつ梱包(こんぽう)する、小分けにするなどの状況を判断しながら、自分使用なのか、営利目的かを確認する。加えて、入手経路や使用歴なども調べていく」とコメントした。
大麻取締法違反(所持)は5年以下の懲役刑。捜査で明らかになった事実関係によって刑罰の内容を決定していくとした上で「執行猶予はあり得るが、4月の乾燥大麻を所持した疑いでの逮捕に加えて、再逮捕されたことを考えると、若干難しいかもしれない」と説明した。
4月の所持容疑について約2カ月をへて逮捕後、自宅から押収した大麻の緊急鑑定を行ったとみられ、14時間後というタイミングで再逮捕。この点について吉川氏は「(永山容疑者の)単独(事案)とは考えにくい」と、現状で公になっていない共犯関係などの可能性も指摘する。「4月の時点で共犯関係にあたる人物がいたとすると、共犯者の取り調べの際に、永山容疑者の存在が浮かび上がった。もしくは永山容疑者が大麻を譲られた、または永山容疑者が、その大麻を落としたことで捜査が始まったなど、時間がかかるパターンはいくつかある」と状況を推測。「本人も(逮捕を)察していた部分はあるのではないか」とした。