ともに直木賞作家の日大理事長・林真理子さん(69)と時代小説作家今村翔吾氏(38)が17日、大阪・箕面市の文化芸能劇場で「夢」をテーマにトークショーを行った。
箕面市は子どもが支持している本を子ども自身が選ぶ、全国的にも珍しい「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」を創設。読書への関心を高めてもらうため特別なオーサービジット(著者訪問)として2人を招いた。無料イベントの1300人に対し、箕面市民を始め近隣の希望者約1700人の応募があった。
まず、林さんが講演会を行い「月~金曜日の毎日、日大に顔を出し改革のための会議や講演会のブッキングをしています」。そして、昨年7月の理事長就任会見で復活を明言した東京・神田駿河台にあるコンサート会場の日大カザルスホールについても「メドが立ちました」と話した。
続いて今村氏とのトークショーが行われ、林さんは各種文学賞選考の裏側や大河ドラマ話、さらには日大の“日本一宣言”を行い、満員の客席は大爆笑だった。
実家は山梨の書店だった林さん。イベント終了後、たっての希望で、今村さんがオーナーの同市の「きのしたブックセンター」へ移動。この日はちょうど林さんの新作「私はスカーレット」(上下巻=小学館)が店頭に並び同店でも50冊を仕入れていて、ファンのリクエストに応じて予定にない即席サイン会を行った。
今村氏は「感激です! 明日の39歳の誕生日の1日早いプレゼントです」と大喜び。林さんは「とても盛り上がった有意義な時間を、今村さんと過ごせて良かったです。本屋文化の灯は消してはいけないと思います」と笑顔を見せた。