俳優永山瑛太(40)が19日、都内で行われた映画「怪物」(是枝裕和監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。
16日未明に弟で俳優の永山絢斗(けんと)容疑者(34)が大麻取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕されて以来、初のイベント出演となった。冒頭ではステージ脇に立ち止まり、深々とお辞儀をして登壇。写真撮影時は笑顔もみせたが、同件については最後まで触れなかった。
映画については「感じ方は人それぞれ違いますし、一番多いのは2回目以上見た方々の感想のニュアンスが違ってくるなという印象を受けた」といい「一番多いのは『言葉にならない』『会って話がしたい』という連絡がきたりとか。5回目を見たという感想があったりとかですね」と話した。
「言葉にならない」という感想には自身も感じるものがあったようで「今まで取材をずっとやってきた時は、(ネタバレ防止で)オブラートに包んで話さないといけなかったですが、いざ公開されてからもどう語っていいのかわからなくなったというか。お客様の方が理解されている気持ちになって、僕自身も言葉にできない気持ちです」と語った。
同映画は世界190以上の国と地域での展開も決定。瑛太らは先月にフランスで行われたカンヌ国際映画祭にも参加しており「すごいことですよね。カンヌ以外の場所の方々の感想も聞いてみたいなと思いますね。このままロングランとなればまたこの先もずっと劇場で見ていただける機会があるんだなと思うと幸せですし、2度、3度と映画館で見てください。ありがとうございました」と締めた。
瑛太は16日放送のテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」などで弟の逮捕を受けて取材に応じる映像が報じられ、神妙な表情で「俺は許さない。それだけですね」と話し、「フォローするのどうのとか関係ないですから。絢斗が俳優になりたいっていうのは、それは自分で決めたことですから。俺は兄としてそれを応援したかったですし」などと述べていた。
永山絢斗容疑者は16日未明に大麻を所持した容疑で警視庁薬物銃器対策課に逮捕され、17日に東京・原宿署から送検されていた。仕事にも影響が及び、出演予定だった24年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の出演を辞退するなどしていた。
舞台あいさつには永山瑛太、安藤サクラ、是枝監督が登壇した。