中村美律子「医者から余命20年を宣告された大阪のおっちゃん」上岡龍太郎さん作詞曲熱唱

熱唱する中村美律子

ベテラン演歌歌手の中村美律子(72)が29日、兵庫県西宮市内で、ファンとの交流イベントを行い、席上で、オリジナル曲の作詞をしてもらった上岡龍太郎さんとの生前のふれあいを語った。

この日は、阪神電鉄・西宮駅から西宮神社へお参りする「美っちゃんとゆる~り散歩」企画。ファンとの交流イベントで、参加したファン約60人と酒蔵通りを歩き、新曲「晩酌」のコラボで、純米大吟醸晩酌オリジナルボトルを制作した日本盛煉瓦館までのコースとなった。

食事あり、生歌あり、工場見学ありの今企画。中村は、参加者を前に上機嫌。「晩酌の曲に酔っただけでなく、さっきから2杯飲んでしまって、これがなんとも気持ちいい。2杯と言ってもおちょこやで。以前は、アルコールがだめだったのに最近は少し飲んで心地よくなれるようになりました」などと、ファンに語りかけた。

そして、新曲「晩酌」「酔いしぐれ」など全5曲を披露。流れで、上岡さんとのエピソードへ言及した。

もともと、今企画が決まった際に、「美律子の河内音頭~酒飲め音頭」を歌うと決めていたが、おりしも、同曲を「三池嵐次郎」名義で作詞していた上岡さんが亡くなった。

「どうしようかと迷いましたが、供養と思って明るく歌うことにしました」

16年の発売当時、上岡さんから「作詩家はどんな人と言われたら『医者から余命20年を宣告された大阪のおっちゃん』と説明しておいてや」と言われたことも明かした。

ただ、同曲について、ステージでは歌唱してきたが、テレビでは歌う機会がなかったといい、中村は「『酒飲め音頭』を収録して、見ていただくのを楽しみにしていたのに、かなわなかった」とも話していた。