脚本家倉本聰さんが手がけたテレビドラマ「昨日、悲別(かなしべつ)で」(1984年)の舞台となった、北海道歌志内市の会館「悲別ロマン座」(閉館)が、赤いスプレーで落書きされていたことが4日、分かった。
施設を管理する市によると、塗料が吹きかけられていたのは、建物の正面と建物近くにある倉本さんの詩が書かれた看板。落書きは文字や絵などではないとみられるという。
2日午後に近くの住民が目撃し警察に通報。1日午前には異常はなかったという情報もあり、市は被害時刻を1日午前10時~2日午後1時55分とみて、3日に赤歌署に被害届を出した。建物は施錠されているが、敷地内には誰でも入ることができた。市は拭き取り作業を行っている。
悲別ロマン座は53年に炭鉱「旧住友上歌志内鉱」の福利厚生施設として建てられた。ドラマが放送され、87年に観光施設として一般公開された。閉鎖と再開を経て、20年4月には不審火があり再び閉鎖していた。