ヘンリー王子、ドキュメンタリーや著書の内容巡り旧友と仲たがいか 親友の結婚式を欠席し波紋

ヘンリー王子(19年6月撮影)

英王室を離脱したヘンリー王子(38)が、自身の結婚式で「本当のベストマン」を務めたとされる親友ジャック・マン氏の結婚式を欠席したことを巡り、ネットフリックスのドキュメンタリーや著書の中で明かした内容を巡って旧友と仲たがいしていると王室専門家が英デイリー・メール紙に述べている。

2018年5月にウィンザー城にあるセント・ジョーンズ礼拝で行われたヘンリー王子夫妻の結婚式でベストマンを務めたのは、兄のウィリアム皇太子ではなく、実際にはサンドハースト王立陸軍士官学校時代からの親友で実業家のマン氏だったと言われている。王子は自身の結婚式に出席した「絆を結んだ兄弟」と称される親友たちと撮影した写真をドキュメンタリー「ハリー&メーガン」の中で紹介しており、マン氏は王子の隣に写っている。

報道によると、マン氏は今月初めに英サフォーク州サットンにあるセント・ピーターズ教会で挙式をあげたが、そこにかつての親友ヘンリー王子の姿はなかったという。同紙によると、旧友たちは王子が番組や著書で暴露した内容に「嫌悪感」を抱いたり、「とても傷ついている」と述べており、現在は結婚前のような親密な関係ではない可能性を示唆。王子自身も、回顧録「スペア」の中で離脱後に出演したオプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組を巡って「何人かの親友や私の人生の最愛の人たちが自分たち(夫婦)を非難した」とつづり、「なぜそのようなことができるのか?」と非難しており、友情にひびが入っていることを認めているという。

王子はウィンフリーのインタビューで話したことは、自身の家族やスタッフがマスコミに自分たちのネガティブな情報を何年もリークしてきたことと何が違うのか分からないと反論したというが、ウィリアム皇太子はこの暴露インタビューの内容を心配し「心が病んだ」とも伝えられている。

英ミラー紙によると、皇太子は番組が放送される前に心配のあまり食欲を失っていたといい、まったく食べられないというほどではなかったものの世間と距離を置くために王室の邸宅に一時期引きこもっていたという。一方、妻のキャサリン皇太子妃はそんな夫のそばで「味方」として「この人は自分が守る」と決意していたと伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)