ryuchellさんを沖縄玉城知事追悼「県の政策や事業にご協力」「沖縄や家族への深い愛情」

ryuchell(りゅうちぇる)さん(2022年9月撮影)

沖縄県の玉城デニー知事は13日の定例会見で、12日に27歳で急死した同県出身タレントryuchell(りゅうちぇる)さんを追悼した。

玉城知事は会見の冒頭に自ら切り出す形で「ryuchellさんの突然の訃報に接し、心からお悔やみを、まず申し上げたいと思います」とコメントした。続けて、県の活動にかかわっていたことを紹介。「独特のキャラクターとファッションでタレントとしても活躍し、広く親しまれてきたryuchellさんは、初代の世界自然遺産の大使となっていただいた他、世界のウチナーンチュ(沖縄人)大会のトークイベント、基地問題と沖縄を考えるシンポジウムでは若者の視点から沖縄の現状や課題について独特の感性でご発言されるなど、私ども県の政策や事業の推進にあたっても、温かいご協力を頂いていました」と感謝した。

人間性についても「私も対談や表敬の機会を通じて、ryuchellさんと何度もお会いする機会があり、沖縄やご家族への深い愛情や、ご自身の生き方についても、私の人生とも重ねて共感するところがたくさんありました」と振り返りながら、「今はryuchellさんのご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆さまにつつしんでお悔やみを申し上げたいと思います」としのんだ。

玉城知事はSNS上での誹謗(ひぼう)中傷についても言及し「現代社会はSNSの環境の中で、見えないところで、辛辣(しんらつ)な表現が横行するということがある。それが誰かの生き方を左右させたり、自死を招くようなものであっては絶対にならないと思います。我々は我々自身の言動について、説明が必要であれば丁寧に説明をし、その発した言葉が、誰かに対して、やりとなって刺さってしまうことがないよう心がけていきたいと思いますし、心がけて欲しいと強く思います」とした。

会見はYouTubeを通じても配信された。