吉本興業が手がけ、広井王子氏(69)が総合演出を務める少女歌劇団「ミモザーヌ」のちばひなの(16)、いわむらゆきね(17)、すずきみあいムェンドワ(18)が14日、大阪市内で夏公演「~魅惑のバラエティショウ~Summer Collection2023」の取材会に出席した。
公演はミュージカルと、ライブステージの2部制。第1部のミュージカルでは、“良い子”でいることを演じている1人の少女がひそかに“悪い子”にあこがれを抱いていると、白天使と黒天使が現れる。少女が2人の天使の言葉に惑わされながら成長する姿を描く。
それにちなんで自身の良いところ、悪いところについて聞かれると、ちばは「良いところは視野が広いところと、普段から意識して笑顔でいるようにしているところ。悪いところは優柔不断で決断力がない」。いわむらは「やりたいことは誰よりもねちっこく頑張れますが、逆に嫌なことは後回しにしちゃう。お母さんにも片付けとか怒られます」と自己分析すると、鈴木も「どんなときでも楽しめるポジティブさがありますが、興味のないことは聞こうと思っても入ってこないですね」と頭をかいた。
同劇団は戦前に盛んに行われていた少女歌劇の復活を掲げて、2019年に1期生が誕生。20年から本格始動した。「清く・明るく・麗しく」をテーマに掲げ、メンバーは11~19歳に制限。現在は1~5期生22人が活動している。20歳になると卒団する決まりになっており、団長を務める、いまもりまなかは今回が最後の夏公演になる。
3人はいまもりと同じ1期生として活動をともにしてきた。
ちばは「だんだん実感が湧いてきてます。まなかの存在は大きくて、欠けてはいけない存在ですが、頼ってばかりだと卒団できないと思うので、私が引っ張るくらいの存在になりたい。もっともっと自分を磨かないと」と決意新た。
すずきは「結構、実感沸いてます。今回の夏が最後と思うとふとした瞬間にも顔が浮かぶ」としんみりしながらも「まなかの代わりはいないし、誰が団長になってもみんなで支えながらやっていけるようになりたい。残りの時間を大切にしていきたい」と前を向いた。
いわむらは「まだ実感しているようでしていない。まなかがいないのが想像できないですが、夏公演では『私が抜けても大丈夫』と思ってもらえるよう盛り上げたい。1期生の団結力も高まってると感じてるので、そこも見てもらいたい」。三者三様の思いを抱えつつ、いまもりが安心して卒団できるステージを誓った。
公演は8月5~6日に東京・草月ホール、同12~13日に大阪・YESシアターで行われる。