宮崎駿監督の最新映画、配給元関係者も詳細知らぬまま公開初日 木村拓哉ら声優判明も役は示さず

宮崎駿監督の10年ぶりの新作長編映画「君たちはどう生きるか」ポスタービジュアル(C)2023 Studio Ghibli

宮崎駿監督(82)10年ぶりの新作長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」が14日、全国441館で公開された。昨年12月13日、配給の東宝のラインアップ発表会見で公開決定が発表された後、情報を一切解禁せず、映画のエンドロールで俳優山時聡真(18)木村拓哉(50)ら出演声優、米津玄師(32)の主題歌「地球儀」が明らかになる異例の初日となった。

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鈴木敏夫プロデューサー(74)は、昨年12月に都内で行われたイベントで、作品の詳細を明かさずに公開後ヒットした「THE FIRST SLAM DUNK」を参考に「スラムダンク方式で行く」と宣伝方針を打ち出した。公開2週間前の先月28日に都内で行われた「金曜ロードショーとジブリ展」開会式でも「情報の時代に情報がないことがエンターテインメントになる。うまくいくか分からないが信じてやる」と一切、宣伝しない方針を重ねて示した。

ただ「-SLAM DUNK」が新声優陣の名前やキャラクタービジュアルを公表した一方「君たちはどう生きるか」は公開したビジュアルはポスターになっている1枚のみ。映画のエンドロールで、04年「ハウルの動く城」で主演して以来のジブリ作品出演となる木村をはじめ、初参加の菅田将暉(30)柴咲コウ(41)あいみょん(28)や、竹下景子(69)國村隼(67)大竹しのぶ(65)小林薫(71)火野正平(74)滝沢カレン(31)阿川佐和子(69)といった声優陣を明かしたが、どの役を演じるかも示していなかった。公式パンフレットも後日、販売予定としか発表していない。

配給の東宝関係者まで事前に詳細を知らされず、TOHOシネマズで上映を見て内容を確認するなど、極めて異例の公開となった。【村上幸将】

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