杏「キングダム」イベント1500人の前に登場 仏移住後「初めてかも知れない」公の場

「キングダム 運命の炎」公開直前サプライズイベントに登壇した杏(左)、右は山崎賢人(撮影・鈴木正人)

杏(37)が18日、東京・新宿の西武新宿ペペ前広場で行われた山崎賢人(28)の主演映画「キングダム 運命の炎」(佐藤信介監督、28日公開)公開直前イベントに登場した。

杏は、22年8月28日に自身のYouTubeチャンネルで、3人の子どもとフランスに移住すると発表し、二拠点生活を営む考えを示していた。移住後、テレビへの出演はあったが、日本国内で公の場に出るのは国連WFP(世界食糧計画)親善大使に就任し、同年7月14日に都内で会見を開いて以来、およそ1年ぶりで、今回の帰国後、初のイベント登壇となった。

杏が深紅のワンピースで登場すると、新宿駅前に集まった1500人のファンと、通行者の間から大歓声が起きた。杏は「こんにちは、杏です。お暑い中ですが、よろしくお願いします。あちら(フランス)に行ってから(日本での公の場は)初めてかも知れないです。こういう場所が新宿ににあるとは…初めて。記憶に刻んで帰りたい」と笑みを浮かべた。

主人公の成を演じた山崎と、尾平役の岡山天音(29)とはこの日が初対面だったという。杏は「第1作目は普通にファンとして劇場に足を運んだ1人。見てました。まさか出演し、封切られるとは…。(劇中で)共演してないから、今日が初対面。よろしくお願いしますという感じ」と笑みを浮かべた。山崎が「フランスのお土産をいただいて…うれしかった」と喜ぶと、司会の南海キャンディーズ山里亮太(46)は「フランスのお菓子をもらって、子供のように喜んでいた」と、舞台裏の山崎の様子を明かした。

杏は劇中で、紫夏を演じた。吉沢亮(29)演じる秦国王、えい政が趙の王都・邯鄲に捕らわれていた中、王位継承権を得て、秦に帰ることが出来るようになったが、危険な関所や追っ手をかわして脱出するために手引きする闇商人のの役どころ。2006年(平18)1月から漫画誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載を開始し、単行本68巻、累計発行部数9700万部(4月時点)を記録した、原泰久氏の同名漫画の中でも、人気のエピソード「紫夏編」の中心的なキャラクターだ。えい政は秦に帰国こそできたものの、自らのために犠牲になった紫夏の姿に、王としての覚悟を新たにする。杏は「見て泣いちゃいました。原作で屈指のシーン…うれしい。身体能力がとてつもない。ウソがない。どれくらいの時間をかけるのだろうと。(想像を)超えてくる」と映画と山崎らの演技を絶賛した。

「キングダム 運命の炎」は、19年4月に公開され、同年の邦画実写で最高の興行収入57億3000万円を記録した「キングダム」、22年7月に公開され、興収51億6000万円を記録した「キングダム2 遥かなる大地へ」に続く第3弾。前2作は、それぞれ公開年度の実写映画の興収トップを記録した。