近藤真彦、マカオで12年ぶり海外公演 バースデイライブ25曲熱唱で「頑張ったご褒美」

バースデーライブで熱唱する近藤真彦(撮影・中島郁夫)

19日に59歳の誕生日を迎えた歌手近藤真彦が、今年12月23日にマカオで12年ぶりの海外コンサートを開くことが同日、分かった。この日は東京・かつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホールで「Masahiko Kondo Birthday Live 2023【RAIN or SHINE】-どんなことがあっても・・・-」を1300人のファンを集めて開き、「ミッドナイト・ステーション」「ギンギラギンにさりげなく」「情熱☆熱風セレナード」「真夏の一秒」など全25曲を熱唱した。

近藤の海外公演は2011年(平23)の香港公演以来。その前後には12月11、12日にホテルオークラ東京、同26、27日にはホテルニューオータニ大阪でディナーショー「12月、風のバラッド」を行うことが発表された。初のマカオ公演決定に近藤は「先月、視察に行ってきたけど。おじさんたちに“マッチ”って声をかけてもらいました(笑い)。一生懸命頑張ってきたご褒美なのかな。いまさら、マカオでコンサートが出来るとは思わなかった。日本から、香港から期待したファンが来てくれると思うから、ヒット曲を並べて大暴れしたい。『また来年も』と言えるようなものにしたい」と話した。

この日のコンサートではレーザービームが飛び交う中、30人のストリングス、ブラスバンドを率いて登場。ファンの「ハッピー・バースデイ・トゥー・ユー」の合唱を聞いて「マッチ、おめでとう!」の声をかけられると「やばいね、あと1年。おかげさまで59歳になりました。59歳の誕生日に皆さんの前で歌えるとは、デビューの頃は夢にも思っていなかった。43年も歌って来られて、皆さんに感謝します」と感激の表情。

来年は還暦、60歳。「これからの1年間を、どう充実して過ごすかが重要。人生の分岐点になる。アクションを起こせるような1年を過ごしていきたい」と意欲を見せた。

今年5月には頸椎(けいつい)症性脊髄症の4時間に及び手術を受けた。「まだ100%じゃない。骨を切っているから、筋肉の張りが出る。体力の不安はあるよ。普通に年を取ってるから。でも、それでいい。わが道を行ければいい」と話した。

コンサートのタイトルの【RAIN or SHINE】について「今までの59年は、雨が降ったり、晴れたり。人生って、そんなことなんで、めげないよ」。晴れについては「一番はリスタートが、中野サンプラザで切れたこと」と、21年4月いっぱいでジャニーズ事務所を退所して、同年年11月2日に開いた復活コンサートを挙げた。「なんか嵐が過ぎ去って、パッと晴れた感じ。あれだよね、台風一過。そこからずっと晴れ、晴れ、晴れ、ちょっと曇り(笑い)。今も晴れてる」と笑顔を見せた。

今年5月の手術から、大分のレースの仕事で復帰した際には、古巣のジャニーズ事務所の性加害問題について聞かれて「知ってる、知らないじゃなく、知っているでしょ」と発言、大きな反響を呼んだ。「言ったことが正解だったのか、正解じゃなかったのかは、分からない。あの時の気持ちが、あれでした。正解は3年後、5年後にやって来るかも知れない。今の時点では正解か、失敗かは分からない」。そして「ただ、(ジャニーズ事務所を)辞めてから頑張って来られたのは正解。お客さんを喜ばせて、そして乗せられてここまで来られた」と振り返った。