うらじぬの(34)が20日、東京・シネクイントで行われた主演映画「炎上する君」(ふくだももこ監督、8月4日公開)先行上映会で、ファーストサマーウイカ(33)との共演を喜んだ。
「炎上する君」は、うらじが所属するレプロエンタテインメントが主催し、観客の心を揺さぶる・感動する企画を全国から募集し、同社出資のもと製作する映画コンペティション企画&映画製作者発掘プロジェクト「感動シネマアワード」の作品。同社所属の新進気鋭の6俳優から1人を主演に選び、企画概要と脚本を応募する部門で、6つのグランプリ作品が選ばれたうちの1つで、うらじを主演に作家・西加奈子氏の10年の同名短編小説を映画化した。
うらじは、ふくだももこ監督(31)が20年に第1子を出産したことを踏まえ「まず、3年前の20年から企画が始まった。コロナも始まったり、ふくださんがベストな状態で撮れるか、10年前の原作の熱量を一番、伝えられるかと模索し、3年…」と製作の経緯を語った。そして「作品を発表できたのが、うれしい気持ちでいっぱい」と喜んだ。
ウイカは、うらじが所属し人気を呼んでいた劇団子供鉅人(こどもきょじん)に世話になったことなど、うらじとの接点を明かした。「私が関西小劇場で、まだ、しがない舞台役者をやっていたころに、仲が良かったというかお世話になった子供鉅人さんが上京した後に、うらじさんは劇団員になった。私も上京し、下北沢の劇場公演にゲスト出演させていただき、ガッツリでないけれど共演した知人の役者」と説明した。うらじから「メチャクチャ頼もしかった。ウイカさんで良かった。うれしかった」と共演を喜ばれると、ウイカは「うらじさんの主演映画の時点で絶対、おもろいやん! 参加しないという選択肢は存在しない」と力を込めた。
2人は劇中で、お笑いライブで容姿や恋愛経験をやゆされ、傷ついた芸人を見た日を境に脇毛をたくわえ、ダンスをすることで自分たちを解放するようになった親友同士を演じた。ウイカは「この映画は、女性が男性に言いたいこととか、決して押しつけたいわけじゃない。誰しもが自分の過去だったり、これからに立ち返る瞬間の、一瞬を切り取った映画。自分と違う人の存在を感じられる、きっかけになったら」と評した。
うらじは「生きていく上で、本当につらいことがたくさんあって、気付かないうちに苦しい気持ちになった原因が、分からなかったりする。直すことは出来ないかも知れないけれど、この作品が、自分が苦しいことって、こういうことかも知れないと気付くことの、第1歩になったら」と客席に呼びかけた。そして「こうやって皆さんに集まっていただいて上映できるのが、こんなに、うれしいんだと感じております」と喜びをかみしめた。