美貴じゅん子、浴衣ライブで新曲「放浪かもめ」など披露 苦しい10年乗り越え「出会いに感謝」

ワンマンコンサート「浴衣ライブ2023~放浪かもめの夏詩」を開催した美貴じゅん子

演歌歌手美貴じゅん子(49)が23日、都内で、ワンマンコンサート「浴衣ライブ2023~放浪かもめの夏詩~」を開催した。新曲「放浪かもめ」発売を記念したコンサート。黒地にバラがあしらわれた浴衣姿で登場し、「放浪かもめ」「バラの香水」「土下座」などのオリジナル曲の他、細川たかし「応援歌行きます」山口百恵「ひと夏の経験」などのカバー曲を披露してファンを沸かせた。

6月28日リリース「放浪かもめ」は、7月5日付の有線演歌歌謡リクエストランキングで1位を獲得した。「私も有線が大好き。どこの店に行っても私の歌が流れて『これは美貴じゅん子の歌だ。声だ』と分かるような歌手になりたいです」と今後の目標を語った。同曲は女性の寂しい女心をかもめになぞらえた曲だという。「作曲の岡千秋さんから3番の最後の詩『飛んで行きたい人がいる』がこの歌の全てだからとアドバイスを頂いたので、そこのために思いを歌わせて頂きました」と話した通り、情感たっぷりに歌い上げた。

苦しかった時期も、今や笑い話にする。96年5月に「ほおずき」でデビューするも、02年を最後に新曲リリースがストップ。それから東京・銀座の日本料理店で仲居のアルバイトやスナックで歌うアルバイトなどをしたという。「30歳から10年間しました。このまま新曲だせるのかな、とか思いながら。時にはお客さんから『そろそろお嫁さんに行けば』なども言われました」と振り返った。

業界人も多い銀座だけに「誰にも見られたくなくて。裏道ばかり歩いていました。10年間つらかったです」と回顧も「今では誰よりも銀座の裏道を知っています」と笑顔で話した。

「細川一門」に入門し、デビュー25周年となった21年に「土下座」をリリースした。さまざまな人との出会いが復帰につながったという。特に細川たかし(73)への感謝の思いは強く「すごく後輩思いで『自分の名前をいろんな所で出してステップアップしてくれればいいから』といつも言って下さいます。大きな出会いに感謝しています」と話した。