アイルランドの歌手シンニード・オコナーさんが死去、56歳 「愛の哀しみ」が世界的大ヒット

1990年の世界的ヒット曲「愛の哀しみ(Nothing Compares 2 U)」で知られるアイルランドの歌手シンニード・オコナーさんが死去したと、欧州メディアが26日、報じた。56歳。遺族が発表したが、亡くなった日や死因などは明らかにされていない。

66年12月、ダブリン生まれで、幼少期に虐待を受けたとされる。頭髪を丸刈りにするなど独自のスタイルを貫き、ロック歌手プリンスさんが作った「愛の哀しみ」で各国のヒットチャートを席巻した。91年には米グラミー賞を辞退。社会的、政治的な主張も多く、92年、米テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演した際には、当時のローマ教皇の写真を破り捨てて、カトリック教会の児童性的虐待に抗議し、世界中で物議を醸した。

長年にわたり、精神疾患と闘っていたという。18年にイスラム教に改宗。22年には当時17歳だった息子を亡くしていた。