宝塚花組「鴛鴦歌合戦」新人公演で初主演の天城れいん「楽しむこと目標に」トップ柚香光から金言

宝塚歌劇花組「鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)」新人公演が27日、兵庫・宝塚大劇場で行われ、6年目104期生の天城(あましろ)れいんが初主演を務め、終演後の取材で「幸せ」と笑顔を弾けさせた。

オープニング、場内の照明がつくと、花組メンバーがずらり。天城は、舞台と客席をつなぐ銀橋で、いきなりの歌唱からスタートした。

「チョンパでのオープニングで緊張しましたが、お客さまの拍手、歓声が本当にうれしくて、このような感覚を与えていただき、幸せだな、と。本当にうれしかったです」

天城は18年入団。身長172センチで、落ち着いた舞台運びが特長。片岡千恵蔵主演のオペレッタ映画を原作にした宝塚での異色作に臨んだ。

今回、本役の花組トップ柚香光からは「とにかく楽しむことを目標にやっておいで」と言われたといい、「初主演は、やることに意味がある。心から楽しんで舞台へ立てばいいよ」と送り出されたと明かした。

初の客席おりも経験し「人生初めてでドキドキしました」。初々しさものぞかせながら「お客さまがこんなに近くて…。反応がすぐにあって。拍手も温かく、幸せでした」と振り返った。

相手役ヒロインは、天城より1年先輩、103期の朝葉ことので、新人公演は初ヒロイン。天城とともに銀橋で幕開けを迎え、稽古の際には「ライトがまぶしくて立ちくらんでしまいました」と打ち明けたものの、本番では緊張感さえ楽しんだ様子。「お稽古の時はなかったお客さまの拍手、歓声にとても勇気づけられました」と、ライブを満喫したと語った。

本役のトップ娘役星風まどかからは「ことのの『お春』をやればいい。肩の力を抜いて」とアドバイスを受け、初ヒロインを楽しんだ様子だった。

東京宝塚劇場では9月14日に予定されている。