「マンガ ぼけ日和」出版のカラテカ矢部太郎「ものを盗んだと言われるのは“介護の勲章”」

矢部太郎(左)と生島ヒロシ

漫画家でお笑いコンビ、カラテカの矢部太郎(46)が28日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演した。

認知症専門医の長谷川嘉哉(よしや)医師のエッセー「ボケ日和」を原案にした「マンガ ぼけ日和」(かんき出版)を今年2月に出版した。

パーソナリティーの生島ヒロシ(72)が「何がきっかけでお描きになったんですかね」と質問すると、矢部は「長谷川先生が著書を出された時に僕が表紙の絵を描かせてもらいまして、その縁で漫画化のお話をいただいたんです。知らないことがたくさんあって“これはもっと多くの人に読んでもらいたいなぁ”って気持ちがあって、漫画って読みやすいから、もしかしたら届くんじゃないかなって思いがありました」と説明した。

さらに介護士の仕事をしている母親に相談したところ「この本はつらく苦しいような真面目な本じゃなくてユーモアを持って書いてあるから、きっと僕が描いたらいいものになるんじゃないかみたいに言ってくれた」と明かした。

生島は40代後半で義母の在宅介護を8年間にわたって経験。その経験を書いた著書「おばあちゃま、壊れちゃったの?」はドラマ化もされた。「やっぱり介護にそれなりに入るとご家族含めて周りの方も大変になるから、ユーモアがあると救われるんですよね」と振り返った。

続いて話題は「もの取られ妄想」に。矢部は「お金を取られたとか財布を盗まれたって言っちゃう方がいらっしゃるそうで。それが、必ず一番介護のお世話をしてくれている人に対して出てしまうっていう。だからそれは“介護の勲章なんですよ。そういうふうに思っていいんですよ”っていうふうに先生が書かれてて、そういう捉え方というか、そういうことがあるってことを知っているだけで、少し気持ちが楽になるとか、あるのかも知れないなと思いました」。生島は「そうそうそう。すごいですね」と大きくうなずいた。