サンミュージック、渋谷肉横丁と「居酒屋サンミュージック」創業55年で飲食業初

サンミュージック×株式会社渋谷肉横丁コラボ店舗 「居酒屋サンミュージック」オープン記念会見を開いた、岡博之副社長(左から4人目)らサンミュージック芸人軍団(撮影・村上幸将)

大手芸能事務所サンミュージックと東京・渋谷の株式会社渋谷肉横丁とのコラボ店舗「居酒屋サンミュージック」が28日、スタートし、同店でオープン記念会見が開かれた。サンミュージックが飲食業に絡むのは、1968年(昭43)11月の創業以来55年で初めて。お笑いコンビ・ブッチャーブラザーズのリッキーこと岡博之副社長(64)は「それぞれ、芸人って飲食店でバイトはしてますけど、会社としては(飲食店の展開は創業以来)初めてですね」と語った。

開店にあたり、所属タレント、芸人約30人が試行錯誤を重ねて完成した、日本各地から厳選された肉にまつわる多様な食材を使用した、絶品肉コラボメニューを期間限定販売する。メニュー決定に際し、試食会を3回実施し、サンミュージックグループ内の食にこだわりのあるタレント・芸人でランキングを付けた上位4商品と、サンミュージックオリジナルメニュー10品とオリジナルドリンクを提供。さらにサンミュージック芸人が大好きな北海道のコンビニエンスストア、セイコーマートの「Secoma北海道メロンソフト」「Secoma北海道とうきびソフト」「Secoma北海道牛乳モナカ」「Secoma北海道メロンモナカ」を毎日限定20個、無料プレゼントする。

岡副社長は、渋谷肉横丁との関係について「イベントで知り合いになり、飲みに来たら、お笑いライブをやらせてもらえるらしいと。「それだったら、夏休み期間に芸人さんが、居酒屋をやってみては、どうですか?」と」と企画が持ち上がった経緯を語った。

居酒屋サンミュージックでは毎週1回、芸人による漫才ショーも実施する。岡副社長は「芸人なんで、失敗すると思うので経営はお任せして、芸人がバイトのために働いたり週1回、ライブ。うちの(芸人の)あいつやこいつを出して、ドーンと大きいお笑いライブをやりたいと思っています」と説明。ライブに登場する芸人については、売り出し中のママタルトや、Yes! あきと、ぽんぽこら、若手で勢いのある芸人を候補に考えているという。

岡副社長は、21年4月に副社長に就任した時点から「歌を売りたい」と熱望してきた。質疑応答で、お笑いと食のコラボだけでなく、歌とのコラボの可能性を問われると「いいですね」と意欲を見せた。「今、すぐじゃないけれど…。堅い話をすれば、ここ3年くらい、コロナ禍のおかげで良い箱、お店、ライブハウスが結構、空きがあったり経営がしんどく、使いやすい。情報を集め、中身のオペレーションはお店に任せ、ショー及び人員配置は、うちで出来ればいいかな」と、今後も飲食店とのコラボを見据える意向を示した。

相方の、ぶっちゃあも「お笑いだけじゃなく歌も良いよね。おかゆさんなんか、流しでやっているから」と、3日に渋谷でメジャーデビュー5周年記念ライブ「渋谷のオカユ」を開催したシンガー・ソングライターおかゆ(32)を推薦。岡副社長も「おかゆも、おりますね。今も、平成のおんなギター流しとして、店に歌いに行っている」と期待した。

岡副社長は「有名、無名問わず、後輩が働いて、ショーをやっているらしいよと、ライブを見に来がてら食事というのは、あると」と芸人の来店を予告。「せっかく1カ月限定だから、いろいろな芸人に遊びに来てねと社内で声をかけたい」と、所属芸人に営業期間内に足を運ぶよう呼びかける考えも示した。