山崎賢人「たくさんの人の力」主演「キングダム 運命の炎」過去2作品超える大ヒットスタート

映画「キングダム 運命の炎」初日舞台あいさつに登場し、ファンに手を振り応える山崎賢人(撮影・河田真司)

山崎賢人(28)主演映画「キングダム 運命の炎」(佐藤信介監督)が28日、初日を迎え全国510館で公開された。配給の東宝は午後3時時点で、興行収入57億3000万円の19年「キングダム」との対比175%、同51億6000万円の22年「-2 遥かなる大地へ」との対比124%で、シリーズ最高のスタートを切ったと発表した。山崎はこの日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台あいさつで「『キングダム』には、人生に大切なことが全部、詰まっている。たくさんの人の力で、とてつもない作品が出来ている」と感謝した。

「キングダム 運命の炎」は、2006年(平18)1月から漫画誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載を開始し、単行本68巻、累計発行部数9700万部(4月時点)を記録した、原泰久氏の同名漫画の実写映画化第3弾。紀元前の中国・春秋戦国時代の秦国を舞台に、天下の大将軍を目指す戦争孤児の信が、始皇帝となる政と運命の出会いを果たし戦場に繰り出す物語。

山崎演じる信は、過去2作で武功を上げ、今作では百人将へ昇格し“飛信隊”隊長となった。「ずっと演じてきて、何もない少年だった信が百人隊の隊長と呼ばれるのが、すごいうれしかった」と感慨深げに語った。信と同じ伍を組み、死線を乗り越えてきた尾平(びへい)を演じた、岡山天音(29)らとの撮影の日々を振り返り「人数が多く、ずっと一緒に、きついことも楽しいこともやっていた気がして。飛信隊って衣装が、みんな布きれ1枚。『寒いね』って暖房に集まっている感じも、炎を真ん中にしゃべっている撮影じゃないところも雰囲気が出来ていた」と、一丸となっていたことを強調した。

岡山は「(山崎が)話していたとおりで、今までにないくらい寒かったし、暑かった。僕らは、ひたすら山の中で、全部を全身で浴びる。撮影中止じゃないの? というくらい寒かったし、芝居どころじゃないくらい暑かった」と過酷な撮影を振り返った。

すると、佐藤信介監督が「『こんなに寒い中、仕事するんだったら役者、辞めようかな』と岡山さんが言っていたのを聞いた」と笑いながら明かした。岡山が「言ってないです!」と慌てて否定した。

※山崎賢人の「崎」は、正しくは崎の大が立の下の横棒なし