吉本興業が手がけ、広井王子氏(69)が総合演出を務める、少女歌劇団ミモザーヌが5日、東京・草月ホールで夏公演「魅惑のバラエティーショウ Summer Collection 2023」を行った。
1人の少女が良いことと悪いことをささやく2人の天使の言葉に惑わされながら成長する姿を描くミュージカルパートとライブステージの2部制で実施。本公演前のゲネプロ後には、広井と、団長の、いまもりまなか(20)ちばひなの(16)ともだりのあ(15)の4人と、応援に駆けつけた、ゆりやんレトリィバァ(32)が取材に応じた。
ミュージカルパートで主人公役を担った、いまもりは「ミモザーヌで初のお芝居でした。キャラクターの関係性が大変で不安でしたけど、ひとつ自分を解放することができました。(役の中で)少女が訴えかけていることを届けていきたいなと思います」と話した。
黒天使役を担い、クールな黒い衣装でステージを飾った、ともだは「すてきな物語の中で演技をさせていただいて、自分でも感動してしまいました」と振り返り、ゆりやんからは「すごく妖艶やったよ」と声をかけられた。今回はデビュー以来、初の有歓声公演でもあり、1期生のちばは「1期生は2年くらいお披露目ができず、初公演も無観客配信でした。思わず声を出したくなるような公演にできたら」と意気込んだ。
公演では特徴でもあるアクロバットがふんだんに繰り出される楽曲をはじめ、フラメンコや日本舞踊、三味線を取り入れたパフォーマンスもあった。ゆりやんは初観劇というミモザーヌの公演について「歌って踊れるとかのレベルではなくて、いろんなジャンルのエンターテインメントをされていた。私の単独ライブでこんなことやりたいな、とかとても勉強になりました」と語った。
メンバーについては「実際にお会いしたらすごいきらめきですね」と話し、広井氏から取材対応メンバーが中学生から大学生であることを告げられると、「で、広井さんが幼稚園ですか」とボケた。広井氏は「よく言われますね。ポンコツなので、奥さんから『幼稚園か』って」とまさかのエピソードで返し、ゆりやんは「そんなつもりじゃなかった」と苦笑いで笑わせた。
ゆりやんは自身は「『過激少女団ユリザーヌ』でやらせてもらっているので」と語ってメンバーを苦笑させ、「ミモザーヌは本当に他の少女たちとは違うということを宣伝していきたいですね。いろんなジャンルで活躍できる少女たちという風に感じました」と絶賛していた。
公演では、20歳を迎え、今冬での卒団が決まっている、いまもりの卒団公演が12月と来年1月に実施予定であることも明かされた。公演は6日も東京・草月ホール、同12~13日には大阪・YESシアターでも行われる。
◆少女歌劇団ミモザーヌ 広井王子氏が総合演出を手がけるレビューカンパニー。「清く。明るく。麗しく。」をテーマとしており、メンバーは11歳以上で20歳を迎えると卒団となる。18年に1期生のオーディションが行われて、応募総数736人から14人が選ばれた。現在は5期生まで約25人が所属。20年12月30日に配信で旗揚げ公演を開催した。グループ名は花の「ミモザ」に由来し、ミモザの花言葉は「友情」「優雅」とも言われている。