松本幸四郎「歌舞伎の底力を見せつけたい」八月納涼歌舞伎、花形18人が浴衣姿で劇場前イベント

歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」第一部「裸道中」より。左から、中村七之助、中村獅童(C)松竹

歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」が5日、初日を迎え、松本幸四郎(50)ら豪華俳優陣が劇場前イベントを行った。

花形そろい踏みの公演として知られ、この日は幸四郎、中村獅童(50)、中村勘九郎(41)、中村七之助(40)らのほか、幸四郎の長男、市川染五郎(18)、勘九郎の長男、中村勘太郎(12)、市川団子(19)ら10代の人気者など18人がそろいの浴衣姿で登場。全員で「歌舞伎座でお待ちしております!」とあいさつすると、集まった歌舞伎ファンから大きな声援を集めた。

うちわに「歌舞伎愛」と書き込んだ幸四郎は「歌舞伎の底力を皆さまに見せつけたいと思っておりますので、ぜひとも多くの皆さまに観ていただきたいと思います」。8歳から納涼歌舞伎に出演しているという勘九郎が「まだまだ若手の20代の気持ちで私も『かわいい』と言われたいので頑張ります」と語ると、観客から「かわいい!」の声援が飛ぶなど、暑さを吹き飛ばす活気を印象づけた。

第一部「裸道中」では、獅童と七之助が人情たっぷりの夫婦役を披露。続く「大江山酒呑童子」では、勘九郎らが勇ましい立廻りを披露し、有名な鬼退治伝説をもとにした豪快な舞台で客席を沸かせた。