坂東龍汰(26)が、映画「君の忘れ方」(作道雄監督、25年正月公開)で映画に単独初主演することが13日、発表された。ヒロインを、西野七瀬(29)が務める。撮影は東京でスタートし、岐阜県飛騨市と高山市の雄大な自然の中でも行われる。2024年度の国内公開、海外映画祭への出品を目指す。
「君の忘れ方」は“死別の悲しみとどう向き合うか”をテーマに、恋人を亡くした構成作家の青年が、悲嘆の状態にある人に、さりげなく寄り添う「グリーフケア」と出会い、自らと向き合う姿を描いたラブストーリー。21年の映画「光を追いかけて」、22年の映画「ALIVEHOON アライブフーン」の脚本を担当した作道雄監督(32)が、亡き恋人とのラブストーリーを描いたオリジナル脚本も手がけた。
坂東演じる放送作家の森下昴(27)は、付き合って3年が経つ恋人と結婚間近で仕事の傍ら、結婚式の準備に追われていた。式で披露するための、思い出の写真をまとめていた昴しかし夜になっても、彼女は帰って来なかった。「思い出し方が分かった時、君をちゃんと忘れることができる」昴が経験する、不思議な出来事の数々と、切なくも愛しい追憶の日々を描く。
坂東と作道監督が、コメントを発表した。
坂東龍汰 今回、作道雄監督のオリジナル脚本、映画『君の忘れ方』に出演させて頂くことになりました。作道監督の過去の経験も含まれた脚本を読ませていただき共感する部分が随所にありました。その世界観を丁寧に演じるために撮影前から監督と色々な話を重ねて良い準備期間をもって、いよいよクランクインします。本当に素晴らしいキャスト、スタッフの方々と映画を作れる事が今から楽しみです。その中で自分なりの主人公を表現出来るように全力で悩み、答えを決めすぎず、力みすぎず、楽しみながら挑戦できたらと思います。ロケ地でもお邪魔させて頂く、飛騨高山のパワーも全身で感じながら良い映画をお届け出来るように頑張ります。是非完成まで楽しみにお待ちください。
作道監督 難しいテーマでしたので、脚本を書くのにとても苦しみました。いつもは悩むと、一人籠りがちになるし、今作も企画立ち上げの頃はそうでした。が、あまりに苦しんだので、周囲に助けを求めました。するとたくさんの意見や励ましをもらい、3年をかけて脚本を書き上げ、スタッフの力と支えで撮影を開始することができました。その経験はそのまま、人は辛い時に一人になりたがる生き物だが、人の中で生きていく道を消してはならないという、今作のテーマへ結び付きました。
坂東龍汰さん、西野七瀬さんほか、最高のキャストの方々とお会いして、その結びつきを、力強くも繊細に、皆さんの元に届けることができるだろう、と確信しています。