フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」、YouTube「貴ちゃんねるず」の演出家、マッコイ斉藤さん(53)が、著書「非エリートの勝負学」(サンクチュアリ出版)を出版した。ビートたけしに憧れ、18歳で山形から上京。極楽とんぼ、ダチョウ倶楽部、おぎやはぎ、石橋貴明(61)らと笑いの世界を作り上げてきた。制作会社IVSに入社して、25歳でたけしがMCの日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」のディレクターに。「早朝逆バンジー」などのヒット企画を演出した。
31歳の誕生日に制作会社「笑軍」を立ち上げた。無名時代からともに励まし合ってきた盟友たちがいる。極楽とんぼの加藤浩次(54)について「正義感の塊で、決してぶれないすごい男」。相方の山本圭壱(55)は「愛される大バカ野郎ですね(笑い)。マッコイって名付けたのは山本さんです」。フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」のディレクターに抜てきされ「全落オープン」「男気ジャンケン」などのヒット企画を生んだ。「石橋さんはすごい人ですよ。プロデュース能力があって、本当に真面目で繊細な人です」と言う。
20年からYouTube「貴ちゃんねるず」の演出を手がける。「テレビもYouTubeも動画配信も全部、面白くやってみるっていうだけ。出す媒体にこだわらない」。注目する芸人は女芸人ヒコロヒー(33)。「一度仕事したんですけど、すごい勘と言葉のチョイス、空気を読む才能がある。男ではカマイタチが好きですけど、仕事をしたことはない。でも、昔から面白いですから、やっぱり売れるんだなって」。そして「ベテランはやっぱりダチョウ倶楽部。亡くなった上島竜兵さんが、大好きなんですよ。だから上島さんが生きてると思ってくだらない笑いをやり続けようと思っています」と話している。【小谷野俊哉】
◆マッコイ斉藤(さいとう) 1970年(昭45)2月9日、山形県鮭川村生まれ。新庄農高卒後、上京してIVSテレビ制作入社。日本テレビ系「天才・タケシの元気が出るテレビ!!」などのディレクター。2001年(平13)制作会社「笑軍」を設立して代表取締役。フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」、テレビ東京系「おねがい!マスカット」、YouTube「貴ちゃんねるず」、AbemaTV「格闘技代理戦争」などの演出を務める。