京都国際映画祭 牧野省三賞は阪本順治氏、三船敏郎賞は竹中直人 10月13日~15日開催

牧野省三賞を受賞した阪本順治氏

映画と笑い、アートを融合させた「京都国際映画祭2023」の受賞者が4日、発表され、牧野省三賞は映画監督の阪本順治氏(65)、三船敏郎賞に竹中直人(67)が決まった。

牧野省三賞は日本映画の発展に寄与した映画人に贈られるもの。「どついたるねん」「せかいのおきく」などを手がけた阪本氏は、「独立プロの勢いの良さと元来の伝統的日本映画の骨太な演出、その両方を兼ね備えている。唯一無二の監督」と評価された。

また、国内外での活躍が期待される俳優の送られる三船敏郎賞には、演技の幅広さが買われ、竹中に決定。理由は「『RAMPO』での江戸川乱歩、『226』における磯部浅一中尉な、他にも松尾芭蕉、松本清張、岡倉天心と次々と歴史上の人物を演じるきる風格は、映画俳優としてインターナショナルに評価される」と説明。加えて「『無能の人』に代表されるような繊細で弱々しく社会から落ちこぼれていく人物も得意とし、またコメディーリリーフとしての脇役までこなす」ともたたえた。

今年の映画祭は10月13~15日に、よしもと祇園花月、京都国際マンガミュージアム、京都市京セラ美術館など、京都の各会場で予定。スペシャルゲストには俳優名取裕子が決まっている。最終日の15日には、よしもと祇園花月でクロージング、授賞式が行われる。