フジ×京都芸術大が国内唯一の完全オンライン「映像」学ぶ学士課程を共同開発 24年春から開始

「京都芸術大×フジテレビジョン 通信教育部映像コース新設記者発表会」に出席した、左から菊間千乃氏、いとうせいこう、フジテレビ大多亮専務、川左紀子京都芸術大学学長、鈴木おさむ、大島新(C)フジテレビ

フジテレビは5日、東京・港区台場の同社内で行った「京都芸術大×フジテレビジョン 通信教育部映像コース新設記者発表会」で国内唯一となる完全オンラインで「映像」を学ぶことができる学士課程「映像コース」(正式名称:通信教育部芸術学部デザイン科映像コース)を共同開発したと発表した。

学校法人瓜生山学園・京都芸術大との共同プロジェクトとして、2024年春より受講がスタートする。

ドラマ、映画、報道、ドキュメンタリー、バラエティなど、日本の映像コンテンツの歴史を開拓してきた同局が、「映像力(映像を社会に活かす力)を身につけ、未来の映像を生みだす人をつくる」をコンセプトに、京都芸術大と共に映像コースの学位プログラムを共同開発し、本コースにおける講座プロデュース、講義動画制作を手掛ける。

本コースでは、映像が氾濫し、誰でも手軽に自己表現ができる時代にこそ求められる、映像を社会に活かす力を「映像力」と名付け、理論と実践から映像力が身に付けられるカリキュラムを提供する。また、映像のプロフェッショナルだけでなく、暮らしや仕事など、日常に映像の力を活かせる人材の輩出も目指す。

この日、行った記者発表会では、大多亮(フジテレビ専務取締役)、吉川左紀子(京都芸術大学 学長)が、本コースの特徴について説明し、共同開発の経緯と意気込みを語った。その後、講師を務める、鈴木おさむ(放送作家)、大島新(ドキュメンタリー監督・プロデューサー)、菊間千乃(弁護士)、いとうせいこう(作家・クリエーター)らが登壇し、日常生活において必要不可欠なコミュニケーションツールとなった映像を学ぶ意義について、熱いトークを展開した。

同局が学士(芸術)の大卒資格を取得できる本格的な教育課程へ参画するのは、初めて。映像の未来を担う人材育成を目指し、スマホで劇場映画も作ることができる時代に身に着けるべき「映像学力」を体系化し、提供していく。

◆登壇者コメント

▼大多亮(フジテレビ専務取締役)「このたび、国内最大規模の総合芸術大学である京都芸術大学と、映像コースの学位プログラムを共同開発するというまたとない機会を得られたことを大変うれしく思います。現在の放送業界の人材は、テレビだけではなく、動画配信、ショート動画、グローバルOTT向け作品など、多岐にわたる映像を制作することが求められています。映像業界の未来を担う新しい人材の育成に大学教育という形で取り組ませていただくこのプロジェクトを通じて、文化・教育の発展に微力ながら貢献できるものと信じています」

▼吉川左紀子(学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 学長)「身近な世界を手持ちのスマホで撮影し、世界に向けて動画配信することが可能な時代になってきました。2024年4月、フジテレビと本学が協働で立ち上げる映像コースは、誰もが学びを始められる『手軽さ』と、質の高い教材により自身の創造性に磨きをかける『奥深さ』の両方が含まれていることが大きな魅力です。幅広い年齢層の皆様に、『映像』という窓を通して真の自己表現力を身に着ける、芸術大学が提供する映像コースならではの学びにチャレンジしていただければと願っています」

◆講師陣※2023年10月時点(講師の最新情報は12月上旬に特設サイトで公開※順不同)

・下川猛:プロデューサー/京都芸術大学 通信教育学部 芸術学部 准教授

・丹下紘希:映像作家/京都芸術大学 通信教育学部 芸術学部 教授

・石井朋彦:アニメーション映画プロデューサー

・石戸諭:ノンフィクションライター

・いとうせいこう:作家・クリエーター

・Ussiy:映像クリエーター

・大島新:ドキュメンタリー監督・プロデューサー

・荻上チキ:評論家

・川村真司:クリエイティブディレクター

・菊間千乃:弁護士

・木月洋介:プロデューサー

・くろやなぎてっぺい:プランナー・映像ディレクター

・四方幸子:キュレーター・批評家

・佐野亜裕美:ドラマプロデューサー

・鈴木おさむ:放送作家

・関根光才:映像作家・映画監督

・高野善政:映像ディレクター

・田中耕一郎:クリエイティブディレクター

・谷崎テトラ:構成作家

・廣瀬智之:RICEメディア代表・社会起業家

・橋爪駿輝:小説家・監督・脚本家

・冨士川祐輔:プロデューサー

・御木茂則:映画カメラマン

・水谷明希:フィルムディレクター・エディター

・宮下佐紀子:テレビプロデューサー

・八代健志:アニメーション監督