NHKの料理番組「きょうの料理」が「テレビ料理番組の最長放送」としてギネス世界記録に認定された。6日、東京・渋谷区にある同局で、ギネス世界記録認定証の贈呈式が行われた。
「きょうの料理」は1957年11月4日に放送開始して、昨年11月4日時点で65周年を迎えた。放送当初は月曜から土曜の午後0時50分から同1時に放送し、最初に紹介したレシピは「かきのカレーライス」。22年11月4日時点で約1万5500回放送し、約4万6600のレシピが紹介された。
贈呈式には番組を30年間担当する矢内真由美チーフ・プロデューサー、0年間調理助手を務める神戸良子さん、番組司会の後藤繁栄フリーアナウンサーが出席した。矢内チーフ・プロデューサーは「『きょうの料理』はNHKの中でも3本、5本の指に入る長寿番組とは聞いていましたが、まさか料理番組として世界一とは予想していませんでした。たくさんのご褒美をいただいたと思っております。講師のみなさま、視聴者の皆さま、たくさんの方に支えていただきました」と感謝の言葉を並べた。
母と姉が番組のファンだったという後藤アナ。印象に残っている回を問われると「土井善晴さんの塩むすびの回です」と明かした。放送時間24分で作る塩むすび。「どうなるんだろうって思っていたら、土井さんはまず『おむすびはまごころです』とおっしゃって。それから、食べてもうのに手にばい菌があったらいけないからって手を洗うところから始まったんですね。その後にご飯のほどよい炊き上がりのための浸水方法だとか、握り方とか。相手を思ってのおむすびということで、私としては真っ先に思い浮かびました」としみじみと語った。
調理助手の神戸さんは「一生残っているシーンは、城戸崎愛先生の時にブランデーを入れるシーンがあったんですけど、本番では多めにしておいてとおっしゃって多めに入れた時に、先生がフライパンに注いだ瞬間に炎のように燃え上がって。その時にちょっと責任を感じました」と懐かしがった。