比嘉愛未が三浦友和に感謝「震える手握りしめてくれた」三浦翔平は「俺もこうなりたい」

映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」初日舞台あいさつに登壇した、左から田中光敏監督、浅利陽介、三浦友和、比嘉愛未、三浦翔平、石野真子、小手伸也

比嘉愛未(37)が6日、都内で行われた、主演映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」(田中光敏監督)初日舞台あいさつに登壇し、父親役の三浦友和(71)の優しさに触れたことを明かした。

同作は、三重県伊勢志摩を舞台に伝説の真珠を巡る家族の大騒動と成年後見制度の問題を描く。比嘉は劇中で、真珠の養殖を営む大亀家の三女・遥海を演じた。時価6億円と言われる真珠をめぐり、ダブル主演の三浦翔平(35)演じる、家庭裁判所から大亀家の成年後見人に認定された弁護士・城島龍之介と激突する。翔平は08年の日本テレビ系ドラマ「ごくせん」第3シーズンで俳優デビュー以来15年で、映画への主演は初めてとなる。

印象的だった共演者について聞かれた比嘉は「(三浦)友和さんです」と答え、「最後の方で2人が向き合う大事なシーンあって、感情が高ぶってしまい、手が震えてしまったんですね。監督からOKと言われても震えが止まらなかった私の手を、何も言わずにぎゅって握りしめてくださったんです」と語った。「父の愛もそうですけど、友和さんの役者の先輩としての思いを感じまして、すごく支えられました」と感謝した。

翔平も、印象的な共演者に友和を挙げ「オーラが強い。対峙(たいじ)するシーンがあるんですけども、一歩下がったら負けるなって。俺もいつかこうなりたいなと思いました」と話した。ダブル主演の2人から称賛された友和は「立ててくれてありがとう」とほほえんだ。

友和は、比嘉と今回が初共演だと話し「現場で初めてお会いしたとき、制服を着た女子高生が近づいてきて『比嘉愛未です』って。女って怖いなと思いました」と、撮影のため制服を着た比嘉にあいさつされたことを明かした。比嘉に「なんで笑うんですか~」と突っ込まれながらも、友和は「でも素晴らしかったです。本当に女子高生にしか見えなかったんで。すごい女優だなと思いました」と称賛した。

フジテレビ系「コードブルー」シリーズで比嘉と長年共演し、夫婦役を演じた浅利陽介(36)も登壇。自身の役どころについて話すもうまくまとめられない浅利に、比嘉が「長くない?ぜんぜん伝わらない!幼なじみでいいじゃん」と突っ込みつつアシストを入れる場面もあった。

ほか石野真子(62)、小手伸也(49)らが出席した。

◆成年後見制度 認知症、知的障がい、精神障がいなどの理由で判断能力が不十分な状況にある人々を法的に保護し、本人の意思を尊重した意思決定支援を行う制度。1999年(平11)の民法改正で導入され、00年から施行。家庭裁判所が最も適任と思われる成年後見人を選任し、本人に代わり不動産や預貯金などの管理、遺産分割、相続手続きなどの財産管理、介護・福祉サービスの利用契約や施設入所・入院の契約、履行状況の確認などを行う。利用者数が増える一方、成年後見人等による不正トラブルも多数判明し例年、10億円を超える被害が発生。