夏木マリ、やまと絵の「大胆不敵な底力」に刺激「私も今を表現しようと戦っている」音声ガイド役

特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」の音声ガイドナビゲーターを務める夏木マリ

女優夏木マリ(71)が10日、音声ガイドナビゲーターを務める特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」取材会を東京・上野の東京国立博物館平成館で行った。

やまと絵にちなみ、「北斎の絵にインスピレーションを受けた」というスズメ踊りの刺しゅうを施した和装で登場。「年を重ねて、日本の美術や歴史に興味が沸いた」とし、音声ガイドへのオファーを喜んだ。音声ガイドについて「見る人の邪魔にならないように時間内にお話をするのは難しい。個性が強い方なので、あまり個性を出さず、作品に沿ってお話をした」と話した。

やまと絵について「言葉の響きからすると、おとなしい作品展かなと思ったが、わりと大胆不敵な作品が多い。絵師の底力を感じる。お話もおもしろくて、エネルギーや突拍子もなさ、今を表現しているというフィロソフィーを感じる」。30年ぶりに集結する四大絵巻(源氏物語絵巻、信貴山縁起絵巻、伴大納言絵巻、鳥獣戯画)は特に印象に残ったという。

デビュー50周年を迎え、革新的なやまと絵の数々に刺激を受けたとし「私も『今』を表現したいと戦っているつもり。自分が発信していくものが、夏木マリとして認知していただけるように頑張りたい」と話した。

展示は10月11日~12月3日まで。